岡野予報士のウラナミ『バリ島 乾季トリップ うねり炸裂② パダンパダンのチューブ』

岡野予報士

岡野予報士
サーフィンを初めて、天気図などに興味を持ち、気象予報士資格を取得。その後、バリへ移住しサーフィンスクールで3年程就労しました。波伝説の予報士として、波情報はもちろんワクワクするような情報も提供させていただければと思っています。どうぞよろしくお願いします。

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こんにちは。

前回の続きですが、午前中にスランガンでサーフィンをし、昼食中にビンタンを飲み、ほろ酔いになってしまった私たちは、午後が暇になってしまいました。

すると、ガイドが
「パダンパダンにチューブでも見に行く?」

全員一致で
「行くっ!!」

スランガンから車で走ること約1時間、パダンパダンに到着しました。
まずは橋の上から波をチェックすると、きれいなレフトブレイクが割れていました。
サイズは頭以上で速めなブレイク、メインのポイントは見えませんでしたが、ミドル付近に2人のサーファーが入っていました。

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ビーチへの入園料10000ルピア(約80円)を支払い、階段を降りるんですが、日焼けと蒸し暑さで、ビーチに辿り着いた時には汗がダラダラでした。

パダンパダンは普段は波が穏やかで、どちらかというと初級者向けのポイントですが、うねりが入ると急変します。
海を見て、左奥の崖の前がピークとなり、コンスタントに頭半以上サイズの掘れたチュービーな波が立っていました。
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1ピークに30人くらい入っていて、ボディボーダーは何度かチューブライドをコンプリートしていましたが、ショートボーダーは波が速すぎてほとんどが途中でつかまっていました。

しばらく観ていて、誰かが
「あー!またつかまった」
と言った数秒後に
「抜けたー!すげー!」
大歓声がわきました。

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30分ほどビーチにいたので、さすがに暑さも限界になり、ホテルへ帰る事にしました。

大量の汗をかいて階段を上り終え、少し休んでいると、大野マープロがいました!
さすがバリ!さすが波の宝庫!
チューブ以上にみんなもビックリしてテンションが上がりました。

これからチューブの波にトライするんだろうなと思い、ライディングを観たかったのですが、みんなも疲れているのでホテルへと戻ることになりました。
もちろん、車の中では爆睡です。

次も普段は波が立たないポイントについて書きたいと思います。
それではまた。

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