岡野予報士のウラナミ『バリ島 乾季トリップ うねり炸裂①』

岡野予報士

岡野予報士
サーフィンを初めて、天気図などに興味を持ち、気象予報士資格を取得。その後、バリへ移住しサーフィンスクールで3年程就労しました。波伝説の予報士として、波情報はもちろんワクワクするような情報も提供させていただければと思っています。どうぞよろしくお願いします。

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こんにちは。

今回は、地元茨城の友人と4月にバリへ行きました。
乾季に入る4月は、西海岸側のポイントがメインになるのですが、なんと南南西のうねりが大きく反応していて、西海岸側がほぼクローズなスタートでした。

バリ島は波が小さくても潮回り次第でサーフィンは可能ですが、波が大きいとできるポイントがかなり限られてしまいます。
南緯8度付近に位置するバリ島は、低気圧やサイクロン(台風)が直接通過することがほとんどありません。
そのため、日本のように台風が直撃したり、接近して暴風になるようなことはなく、強いうねりのみが届きサイズが上がります。クローズになるコンディションは年に数回ほどですが、今回のトリップでは大波に当たってしまいました。

トリップ初日、友人のサーフガイドが連れて行ってくれたのが、スランガン島のボート乗り場でした。

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さっそく、準備をしてボートに乗り出発。ポイントへ向かう途中、普段波が割れない所でも頭以上のサイズでブレイクしていて、何人か入っていました。

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テンションは上がりましたが、メインのスランガンポイントはクローズだろうから、どこかシークレットポイントでも行くのかと思いきや、着いた先はメインのスランガンでした。

メインのピークは、ダブルサイズ以上でワイドなハードコンディション。しかも見渡す限り人の姿もなく、完全に貸切状態でした。

メインはさすがに入れないので、いつも波が割れづらい左ポイントのさらに左に入りました。

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2時間ほど入りましたが、カレントが強くて常にパドリング状態で、波待ちをしているとおばけセットが入り、ドルフィンが全く通用せず、何もできずに波に飲まれ、水面に上がるのも一苦労でした。
結局、数本しかまともに乗ることができませんでした。

その後、船着き場に戻り、近くのワルンで昼食をとりました。
たこ飯が有名らしく注文してみると、辛めながらも美味しくてビールがすすみ、結局長居してしまいました。
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友人達もかなり疲れてしまい、きょうのサーフィンは1ラウンドで終了です。

それではまた。

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