皆さんこんにちは。
先日、ラジオからおしぼりについて、おしぼり協会の方が、お話をされているのが聞こえてきました。
ちなみに皆さんは飲食店へ行かれたら、おしぼりをどのように使われていますか?手の他に顔までいっちゃいますか?(笑)おしぼりで顔を拭くのはおじさん!というようなイメージがありますよね。自分も顔まで拭くこと、ボチボチあります。すでにおじさんですが、学生のころからやっていたと思うのです……。
で、おしぼり協会の方曰く、顔は拭いていただいてO.K!との事!!おしぼり会社の観点から、手を拭くのと同様に顔の皮脂も通常の洗浄で落ちるから、ということです。
そして、女性で顔を拭く方はあまり見ないと思うのですが、食事後に口紅と共に口を拭くことはあるかもしれないですね。こちらは望ましくないようです。これは、皮脂と違い洗浄するのに通常の倍ほどの手間がかかるようです。また、ほかにも醤油などの食べこぼしも口紅と同様に避けてほしいとの事でした。飲み物や汁物を盛大にこぼしてしまっている現場って、どなたでも一度くらいは遭遇したことがあると思うのですが、その時にお店の方がおしぼりを大量に投入していることってありますよね。実はこれ、あまり良くないことだったようです。
本来の用途以外の使用をすると、布の寿命にも影響するようで、元々は50回程のリユースが可能らしいのですが、必要以上に洗浄や酷使するとやはりだめになるのは早いそうです。また、厚生労働省が定めた衛生基準もあって、しっかりと洗浄・殺菌をしないといけないそうです。
一方で、コンビニやスーパーなどで、おにぎり・お弁当などを買うと付いてくる使い捨ておしぼり。こちらも便利ですよね。その時に使わなくても、いざというときに使えたりしますし……。といってもいざって時はそうそうないし、その時には中が乾燥していたりもしますが……(苦笑)
布と紙のおしぼり、使うのであればどちらがいいですか?どっちでもいいわ!という声も聞こえてきそうですが、料亭に行って使い捨ておしぼりが出てきたら「あれ? えぇ!?」ってなりますよね。やはり使い捨てですと、簡素なイメージで、おもてなし文化の日本では、暑い時期には冷やして、寒い時期には暖めて提供できる布の物のほうが印象は良いのかもしれないですね。ちなみにおしぼりは日本の独特の物のようです。
食事の脇役で普段何気なく使っているおしぼりですが、注目してみると色々あるようですし、仕事後に飲食店で温かいおしぼりが出てくるとちょっとホッとしますよね。