こんにちは。
私事になりますが、今月をもって波伝説を退職することとなりました。。
8年間勤務させていただき、思い返せばあっという間の日々を過ごせました。
私が気象検証を始めたきっかけは、爆発的にサイズアップする冬の北東のうねりからでした。
天気図からは、東海上の低気圧が発達しながら、東→北東→北へと弧を描くようにアリューシャン付近に進む時が、大きく反応しやすい傾向でした。
北東うねりが大きく反応すると(2月28日の場合は、時間差で東うねりから入ってきています)一宮周辺や東向きのポイントはうねりを拾いハードなコンディションになります。
そこで、先日の休日に北東のうねりが入ってきたので、うねりをかわすポイントに行ってきました。(2月28日朝6時に出発し、外房の海沿いを南下)
【志田下】
北西風がやや強く(サイドオフ)頭半~ダブルサイズのクローズコンディションで、しっかりとうねりを拾っていました。

【御宿の岩和田】
北北西風がやや強く(サイドオフ)胸〜肩サイズあり、うねりはかわしている方ですが、結構ボヨついたコンディションで、平日にかからわず混雑していて一番人気でした。

【部原】
北北西風がやや強く(オフショア)頭半サイズはあり、風が合って整っていましたが、上級者向けのコンディションでした。

【鴨川マルキ】
北西風がやや強く(オフショア)オーバーヘッドサイズあり、ここも整っていて、中級者以上で遊べるコンディションでした。

【平砂浦】
北風がやや強く(サイドオフ)腰~腹サイズの速めやダンパー気味なブレイクで、外房方面よりも、だいぶうねりをかわしていました。

風の強さや向きでコンディションは変わってしまいますが、この日は北西~北風でした。
もし、南風が吹いてしまったら、風を受けてしまってコンディションは大きく異なっていたかと思われます。
私は、せっかくきた平砂浦で1ラウンドしましたが今一だったので、帰り道のマルキで入ってみたら、たまに良い波も入って楽しめました。
とまあ、休日でしたが仕事のように波チェックをしてしまいましたが、時間を気にせずに楽しめました。
もし、天気図に興味のある方は、前回のウラナミで解説しましたが、うねりが入るのには時間差があります。うねりが大きく反応したら、2~3日前の天気図を見てみるのも参考になるはずです。
波伝説はしっかりと現地を見て情報を発信していますので、
今後ともご支援のほど、宜しくお願い致します。
今まで本当にありがとうございました。
岡野予報士