(トップ画像;イングリッシュガーデン横の散歩道)
芸術の秋も近いという事もあって、港の見える丘公園近くの神奈川近代文学館に朝から行ってきました。
妻と一緒にバイクに乗って出かけたのですが、久しぶりのニケツ(二人乗り)に妙に緊張してしまいました。
ハンドルを取られてはフラフラとしてしまうので、「重いんだよね」とは絶対に言えません。(笑)
さて、見に行ったのは絵本作家の作品展だったので、敷居も高くなくて助かりました。
なかでも昭和30年代の懐かしい夜行列車の旅を描いた絵本は、懐かしい光景がよみがえるようで引き込まれてしまいました。ひとつひとつの絵の中に情熱を注ぎ込むのは、その絵を見ればきっと誰でも感じることでしょう。
自分もパワーがみなぎった気分です。
絵本が趣味の妻のみならず、じっくりと鑑賞させてもらえたので至福の時間になりました。
こんなゆったりとした休日の過ごし方は普段やったことが無かったので、体育会系の自分ですが、たまには文科系もいいですね。
お腹もペコペコになってしまい、そろそろ昼飯をどこかで食べようと文学館を後にして公園内を歩いていくと、急に眺望が開けました。

ベイブリッジが目の前に…、50年前の景色にはもっと海が見えていましたね。
両親に連れられて「ここ」によく来ていたのを思い出しました。
そして横を見ると、立派な旗が風にたなびいています。

無事を祈る…って、なんと今やアニメの聖地なのです。
旗を見ながら、嫁さんと昔を懐かしんでホンワカしてしまいました。
この間テレビで「コクリコ坂から」を見たばかりだったので、なおさらそう思ったのかもしれません。
「そう言えば…俺たちも昔は恋人同士だったよね。」
「ナニを言ってるの?」
本当に何を言っているのでしょう。
by照れるハンマー