ハンマーのウラナミ『塩と砂は要注意!』

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ハンマー:学生時代はウインドサーフィンが大好きで海に没頭。しかしバブル崩壊とともに遊んでばかりじゃイカンと自然と海からも遠のいでいました。現在の趣味は40過ぎから始めた空手で、強くしなやかに動けるカラダを追い求めています。仕事は営業と経理事務を担当。

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秋も深まりつつありますが、今年は台風による塩害で「紅葉」の色付きがよろしくないようですね。また季節外れの桜が開花したりして、植物は気象の影響をもろに受けてしまいました。

さて私の愛車のバイクも、塩害でシートなどがベタベタになっていました。また塩が原因で錆びてしまったのでしょうか、シャリシャリ音がブレーキパッドのあたりから漏れてきます。そこで洗車の際に、車両の下腹やタイヤハウスを念入りに洗いました。

たいていの錆なら少し走行して、何度かブレーキングすると摩擦によって錆びが削られ、音も聞こえなくなるのですが、今回は違います。どうやら国道134号線を走行中に巻き上げたと思われる、「砂」が原因でのようです。
 
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海岸線の道路は雨の時には「水たまり」ができますが、強風のときには「砂たまり」が所々にあって、すごく危険なのです。
夜間など気づかずに乗り上げるとタイヤが滑って反動をとられる事もあります。私の感覚では、薄い砂たまりは滑りやすく、厚い砂たまりはバランスを崩しやすいようです。バイク走行は特に注意が必要です。

今回は塩でべたついたバイクの下腹に、巻き上げられた砂が付着するというのは海沿いならではのことですが、ダブル攻撃を受けたようです。そして一部の砂がタイヤ周りから車軸にかけて入り込んでしまったようです。

洗車場に行って、洗車ホースの水をジェット水流にして放水すると、みるみる大量の砂がドロドロと落ちてきました。コップ一杯分もあろうかという砂の量にゾッとしました。

下腹の洗車は、バイク販売店から「バイクの心臓部の電装品関係が近くにあるので、ホドホドにしないと水没と同じ状態になる」と聞いたことがあります。自分も強烈な放水が可能なケルヒャーを使いたくなるのですが、下腹には注意が必要です。
 
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他にも、クルマはルーフキャリアの錆にも注意が必要です。
知人が高速道路を走行中に、錆びたキャリアをサーフボードごと吹っ飛ばしてしまったそうです。
バラバラになって飛んでいくサーフボードをバックミラー越しに見たそうです。
その時は、幸い大事故にならなかったのですが、後ろを走っていたクルマのドライバーは寿命が縮まったでしょうね。車両の点検不足は大変危険であり、大事故に繋がりかねません。

私のクルマのキャリアも、気づいたら10年以上は付けたままです。
ルーフレールの強度が落ちていないか、キャリアの錆具合は大丈夫なのか、もう一度点検したいと思います。

貴方のキャリアも知らないうちに腐食が進んでいるかもしれませんよ。

by塩漬けのハンマー
 
 

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