Ia orana ! (タヒチの挨拶)
フランス領ポリネシアタヒチへの旅行についてのウラナミ第3弾です。
タヒチ島には有名な『Teahupoo』以外にもサーフポイントが数多くあります。
その中で、私が実際にサーフィンをしたポイントを紹介します。
オロファラ『Orofara』は、Tahiti nui の北側、空港のあるパペーテ市内から車で20〜30分位の所にあります。
大きな玉石に波が打ち付けて独特の音がたっていたのが印象的です。
駐車場とシャワーがありますが、前の『 Nehenehe〜 Tahiti 〜』で紹介したパパラ『Papara』に比べると少し規模が小さい公園です。
頭オーバーくらいの良い波で、レフトもライトもありますが、ライトが特にロングライドできるポイントでした。
地元の人の話によると、朝の風がない時間帯は毎日面がクリーンでサイズのある良い波がブレイクしているそうです。
「明日もあるから、またおいでよ!」オンショアが吹き始めた頃に入って行った私達に、そう教えてくれました。
そして、パぺノーリバー『Papenoo River Mouth』
ここは、映画「エンドレスサマー」にも登場したと言われているポイントです。
場所は、少し分かりづらい所にありますが、パペノーリバーの橋の横から海沿いに向かって曲がる道があり、中まで入っていくとポイントに到着します。
こちらも大きな玉石がある河口で、レフト・ライトどちらもあり、ピークは綺麗な三角波からのチューブライドが可能です。
ところで、Tahitiといえばフランス領、というと主食はフランスパンになります。(現地ではフランスパンではなくバゲットと言う)
その値段は、国で決められているそうです。
一本60CFP(約65円)だから、大人も子供も、みな私たち日本人がお弁当におにぎりを持ち歩くかのような感覚でバゲットを持ち歩いています。
焼き立てのパンを販売しているパン屋さん(boulangerie)を見つけたので行ってみると、早朝から大盛況でした。
それから、旅行者が安心して買い物ができる大型スーパーのカルフール『Carrefour』での出来事です。
お店の前の駐車場に大きなショッピングカートが並んでいました。
買い物をする前に、カートを取り出そうとすると、チェーンで数珠つなぎのように繋がれていて「これどうやって取るの?」というシチュエーションになりました。
すると、その横を通過中だったアジア系とポリネシア人のご夫婦が車から降りてきて、取り出し方を教えてくれました。
どうやら、小さなコインのようなものを入れて、ロックを解除するとチェーンが外れて、最後にカートを戻すとコインが戻ってくるという仕組みになっているようです。
外し方を教えてくれたご婦人にお礼を言い、ところでこのコインどうしようか……?会計後にまた会えるかな……?と考えていると「このコインはあなたにあげるから大丈夫よ!」と言って、笑顔で去っていかれました。
こんなに親切な人がいるなんて、なんて素晴らしい国なのだろうと感激しました。
幸せな人は人に優しい、そして優しくされると人は他人にも優しくなれる。
そんなハッピーな空気が流れていました。
タヒチの言葉で、オアオア『Oaoa』は「幸せ」という意味です。
では、また。
À bientôt !