10月に入って急に寒くなってきましたね。もう夏が終わってしまったと実感。これまでのウラナミではビーチコーミングやビーチヨガなど夏っぽい話題をお届けしてきましたが、今回はちょっと趣向を変えて「船釣り初体験記」を書いてみたいと思います!
初めての船釣り!前日から楽しみでワクワクしながら「小学校の遠足気分」♪
翌日は朝6時に江の島近くの鎌倉腰越港の乗合船・池田丸さんに集合とのことで、準備万全で24時頃にベッドに入り就寝。
しかし、ここからが悲劇!?の始まりでした!
興奮気味でなかなか寝付けずウトウトしていたところ、「ウーーーーーー!!」
「カン! カン! カン!!」
いきなり消防車のサイレン音が鳴り響いて飛び起きた!眠い目をこすって時計を見ると午前2時過ぎ。「なんだ!?こんな時間にうるさいな!」と思ったましたが、そのサイレン音はどんどん大きくなっていく大きくなっていきます。
「火事だ!これは近くかもしれない!」と思った矢先、その消防車が自分の家の目の前で止まりました。「マジか!ヤバい!」
とっさに2階の寝室の窓を開けて外をのぞくと煙がすごい勢いで部屋に入ってきました。こんな経験は初めてです。心臓がバクバク鳴っているのが分かりました。
急いで1階に降りて外に出ると、消防車が2台、パトカー、救急車が並び大きな無線の音で緊急事態を知らせていました。この騒動に驚いて近所の人たちもパジャマ姿で出てきています。どうやら数軒先のアパートの2階から出火したようです。
その後、消火が順調に進んでいることを確認し、家に戻ってベッドに入りました。でも、冷や汗でびっしょりでなかなか寝付けません。そうこうしているうちに時計を見ると朝4時。
結局一睡もできず5時30分に家を出て、自転車で集合場所の片瀬漁港に向かいました。途中、コンビニに寄っておにぎりとお茶を買い、勢いよく口に入れました。
しかし、ここからが第2の悲劇。こんなときに限り自転車のチェーンが外れる!急いでチェーンを付けようとするが焦ってうまく付けられません。「遅刻したら乗船できない!」。手が油で真っ黒になるし、時間は刻々と過ぎていきます。「もういいや!」と諦め、自転車を手で押して全力で走りました。
ぜいぜい息を切らせ、なんとか6時5分に漁港に到着。遅刻のお詫びをして、餌をもらい、いよいよ「池田丸」に乗船。船の上は常連さんで満席でした。
天気は快晴で絶好のコンディション。しかし、南西の風が吹きウネリもある。寝不足で体調は最悪。悪い予感が的中した!第3の悲劇でであります。乗船後、さっそく仕掛けを用意しようと作業をしていると5分も立たないうちに吐き気が襲ってきました。
遠くを見たりしてごまかそうとするが、もうこうなってしまったらどうしようもありません。その後は釣りどころではなく、朝食のおにぎりもすぐに吐いてしまい、もうもう胃液しかでてきませんでした。

あまりの醜態に常連客の方からも心配され、酔い止め薬をいただきました。しかし、もはや、水も薬も飲めないほどグロッキー状態。仰向けに寝てなんとか耐え続けました。結局、午後の2時の帰港まで数時間は地獄の時間となりました。
ということで、楽しみにしていた「船釣り初体験」は最悪の結果に終わってしまいました。というか、釣りは殆どできませんでした。ご迷惑をおかけしてしまった皆さん、本当に失礼しました。
もちろん私の釣果はゼロ。。。常連の方々はみなさん絶好調だったようです!帰り際、アマダイをお裾分けいただきました!ありがとうございました。
船長、おかみさん、大変お世話になりました。今回の反省を活かして、またリベンジします!
以上