きよひろのウラナミ『海の見える農園 de みかん狩り!』

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10月10日(日)、私が代表を務めるNPO法人湘南ビジョン研究所主催で「海の見える農園 de みかん狩り!」というイベントを開催しました。場所は小田原のみかん農園UMEMARU FARM。

小田原で最も若手のみかん農業者(29歳!)の守屋くんから、農業の6次産業化についてレクチャーをしてもらい、その後はみんなでみかん狩り。真っ青な海とオレンジ色のみかんのコントラストに彩られた最高の景色のなか、20名くらいの参加者で楽しみました。

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【「育てて売る」から「作って売る」へ】

守屋くんの話によると、神奈川県は日本のみかん栽培の北限で、江戸時代初期から栽培されているそうです。小田原が冷凍みかん発祥の地だったり、東海道線のオレンジと緑は小田原のみかんをイメージしたものだったり…。みなさん、知っていましたか?

都心にも近く、輸送コストもかからないため、実はあんなお菓子、こんな商品に使われてたりもするそうなのですが、その割にはなかなかブランド力がなく、価格も低迷しているのが悩みどころなのだそうです。

そんななか、彼は神奈川県が開発した高級柑橘「湘南ゴールド」に注目します。

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「もともと湘南ゴールドという小田原近辺でしか栽培されてない種類のみかんで何かに使えないかと思っていたんです。昔UHA味覚糖に企画書を送ったら商品化されて「ぷっちょ湘南ゴールド味」になって全国販売されたこともあります(商品名:ぷっちょ『まぼろしのオレンジ』)。それでもっと何か出来ないかなと思っていた時に、山梨でご当地エナジードリンクというものを知ったんです。それで「農産物でエナジードリンクって面白いな」と思って」

そんな経緯で彼は「湘南ゴールド」の果汁を使ったご当地エナジードリンク「SHONAN GOLD ENERGY」を開発。

小田原といえば「戦国武将」。湘南と言えば「サーフィン」。ということで、パッケージは武将のキャラクターがサーフィンしているデザイン。キャッチフレーズは「黄金の体験を」。ちなみにキャラクターに乳首を入れるか入れないかで、デザイナーとかなり揉めたそうです(笑)

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2016年5月に商品化して以来、小田原を中心に販売網を地道に、そして着々と広げています。将来は「SHONAN GOLD ENERGY」を愛媛のポンジュースのように神奈川県民のソウルドリンクにして地域活性化に貢献したいと語る守屋くん。

彼と話しているとそれだけで元気が出るので、彼自身がエナジードリンクみたいだなぁとよく思います(笑)

自宅の最寄りのコンビニでも売っていたので私も買って飲んでみました。最初に湘南ゴールドの「酸味」と「甘さ」が来て、そのあとに「ラムネ」のような甘さがやってきて、美味しかったです!

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お正月はみかんを食べて過ごし、「SHONAN GOLD ENERGY」を飲んで冬のサーフィンを乗り切りたいと思います!

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