ハンマーのウラナミ『夢ワカメ・ワークショップ2017 東京湾産のワカメに魅せられました』

ハンマー

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ハンマー:学生時代はウインドサーフィンが大好きで海に没頭。しかしバブル崩壊とともに遊んでばかりじゃイカンと自然と海からも遠のいでいました。現在の趣味は40過ぎから始めた空手で、強くしなやかに動けるカラダを追い求めています。仕事は営業と経理事務を担当。

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この夢ワカメのイベントも、今回でなんと17年目になりました。

1月末に毎年恒例のイベントに行ってまいりました。
場所は東京湾…しかも横浜はみなとみらい地区に面した港の一角です。
環境問題と食育を体験するというイベントで「夢ワカメ・ワークショップ」といいます。

私がスタッフとして携わるようになって5年目となりますが、大人気のイベントとしてネット予約は即日完売だそうです。参加費も500円/人と安く設定されているので、家族連れなどグループでの申込みは常連さんが大半です。そして2カ月たった今回は、東京湾で育った自分の種付けしたワカメを持ち帰ることが出来るのです。
この日に集まった参加者は350名、スタッフも60名となり総勢は400名を超えました。

正面にはベイブリッジが見えますが、公園の岸壁から15mほどのところにワカメを育てるイカダがあります

正面にはベイブリッジが見えますが、公園の岸壁から15mほどのところにワカメを育てるイカダがあります

昨年11月に横浜市みなとみらいにある臨港パークの港に設置したワカメ養殖用のイカダですが、これはワカメを育てるための畑のようなものです。例年「イカダ作り」はスタッフ総出の大仕事ですが、漁師さん顔負けの手際の良さです。皆さんベテランスタッフが多いので、午前中にはイカダを作り上げてしまいます。
そして午後からイベントの本番です。ご家族連れの参加者が「ワカメの種糸」を一本ごとイカダのロープの縫い目に差込みます。農業で言うところの種まきのようなものです。

ダイバーさんが潜って引き上げると、2カ月間でワカメは立派に育っていました。
当日の私は計量担当だったのですが、ただの種糸がこの2カ月間で一株がおよそ2~3㎏へ育っています。
長さも1mを超えていますね。ワカメは水中の栄養分を吸収しながら育つのですが、富栄養化が進んだ東京湾の環境浄化にも役立っています。

こちらはズシリと重い4㎏越えの立派なワカメです

こちらはズシリと重い4㎏越えの立派なワカメです

イカダのワカメを収穫するのに3時間ほどかかりましたが、無事に終了しました。
すべてを合計した重量は約880kgにもなりました。

当日の参加者には「ワカメたっぷり味噌汁」がふるまわれました

当日の参加者には「ワカメたっぷり味噌汁」がふるまわれました

子供たちにとって「食育」になり、海産物のワカメがどうやって出来るのか、都会では大人でも知っている人は限られていますから、「恵の海」を考える良い機会となりました。もちろん晩酌のお供 にもウレシイですね。
By今夜はワカメでしゃぶしゃぶハンマー

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