竹内予報士のウラナミ『初乗りと谷川岳バックカントリー』

竹内予報士

竹内予報士
大学時代に気象学を専攻し、気象予報士を取得。その後IT企業に十数年勤めた後、サーフレジェンドに加入。サーフィンと釣りとバックカントリースノーボードがライフスタイルです。 サーフィンはショートボード(歴15年ぐらい)、釣りは小学校時代のバス釣りから始まり今はオフショアでのルアー釣りが中心(真鯛、太刀魚、青物など)、バックカントリースノーボードは谷川岳や平標山、白馬、立山などで活動しています。

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こんにちは。竹内です。

皆さんは真冬のサーフィンを楽しんでいますか?
2023年に入ってもなかなかサーフィンに行けていませんでしたが、1月の中旬になってようやく初乗りができました。

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自分は冬になると雪山でバックカントリーに出かけることが多いのですが、バックカントリーのザ・デイとサーフィンのザ・デイが重なることがしばしばあり、とても悩ましいです。
バックカントリーのザデイは、天候や雪崩のリスク、パウダー競争などを考慮すると冬型が落ち着いた最初の晴れのタイミングであることが多いのですが、サーフィンにおいても冬型が緩むタイミングは太平洋側であれば抑えられていたうねりの反応が上向くことが多く、波も良くなることが結構あります。

山から帰ってから、「今日は海が正解だったかな~」なんてことを考えたりもします。
でも両方楽しめるのは嬉しい悩みだと思います。

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さて今回のウラナミは、初乗りした時のサーフィンのGoPro動画と、1月の頭にバックカントリーに行ったときのGoPro動画です。


2023初乗り

場所は、弊社の千葉支店がある九十九里のサンライズポイント。
この日は、はるか東海上の低気圧による東うねりが反応していて、沿岸の風も弱く、面ツルの胸肩ファンウェーブが4,5時間続きました。
平日に振休を取得したこともあり、入っている人数は数名と、ほぼ貸し切り状態。
冬のサーフィンは人も少なく、スキルアップを目指すにはもってこいな環境と言えます。

なかなかサーフィンできていなく、パドル筋肉もヘタっていたので、思うように波をキャッチできませんでしたが、それでも久しぶりにストークしました。


谷川岳バックカントリー

普段お世話になっているガイドDrawLineさんに、サーフショップ仲間とバックカントリーにおけるセルフレスキュー講座を受けた翌日、今シーズン初めての谷川岳バックカントリーに行ってきました。
天神平スキー場からアクセスする山ですが、今シーズンから天神平スキー場の運営が星野リゾートに変わり、どう変化があるのか気になっていました。

結果として、ロープウェイ片道と峠リフト片道が使えなくなり、登山者と同様にロープウェイ往復券のみを利用し、そこからハイクアップする必要がでてきました。
今シーズンも既に雪崩事故が発生しており、運営側としては悩んだ末の結論だと思いますが、バックカントリーエリアに入るには、装備だけでなく知識・スキル・体力などを身につけて行くべきで、そういったことの普及が大切だと思いました。(サーフィンにおけるルール&マナーと同じです)

さて、この日の天気は快晴で、降雪から時間も経っており積雪の安定度は高く、絶好のバックカントリー日和となりました。


谷川岳の全景

谷川岳の全景

頂上直下の肩の広場

頂上直下の肩の広場

肩の小屋と稜線の景色

肩の小屋と稜線の景色


滑走は、肩の広場から西黒沢本谷に落とし込むスティープなラインです。
いざ。





今年もサーフィンと雪山のザ・デイを当てていきたいと思います。
皆さまが良い波に乗れるよう祈りつつ、次回もよろしくお願いします。

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