先日、西表島のとあるレンタカー会社に電話で問い合わせをしたときのこと。
希望の車種は在庫無しとの事で、どうしようかと相談していると、「ミーファイユーならばあるかも」と教えていただきましたが、「ミーファイユー???」
聞き返すと「はい、ミーファイユーです」
「みー」「ふぁい」「ゆー」です。
よく聞き取れないのか、初めて聞く言葉なのかよく分からなかったので「どのように書くのですか?」と尋ねると、「エム・エフ・ワイで、ミーファイユーです」さらに混乱……。
説明が長くなりましたが、この「ミーファイユー」は、外国語でも私達が通常使う簡略語でもなく、八重山地方の言葉で、意味は「ありがとう」というのだそうです。
ホテルやレンタカー会社や観光フェリー会社など、問い合わせの電話をする場合は標準語での対応となりますが、ちょっと込み入った話をすると聞かせてもらえることがあります。
ちょうど一年前、石垣島に行く予定を立てていましたが、緊急事態宣言が発令されたため見送ることになりました。
今年こそは行けそうなので、まさにいま計画している最中です。
石垣島から西表島にも渡る予定でいます。
どこの会社の人もみな親切で、人間味のある対応が嬉しくなります。
旅の準備から、その旅は始まっているのだと実感しますね。
沖縄の
「いらっしゃい」→「メンソーレ」は有名ですが、
宮古島では「ンミャーチ」
石垣島では「オーリトーリ」
と、島によって違います。
八重山地方の方言は少し調べただけでも全く予想のつかない言葉がたくさん出てきます。
サーファーが覚えておくと良さそうなワードを見つけました。
北風→「ニスカジ」
南風→「パイカジ」
西風→「イールカジ」
東風→「アールカジ」
そして、今回の旅に名前を付けるならば「シャニシャニツアー」
実際に「シャニシャニビーチ」という名前の海水浴場があります。
ウキウキワクワクという意味だそう。
言葉を覚えて行くと、島の人との交流が楽しめそうで今からシャニシャニしています!
旅が実現したら、現地の様子など改めて書きたいと思います。
それでは、その時まで
「イキテクイ!」(さようなら)
イリオモテヤマネコ、会えるといいな!
〜西表野生生物保護センターHPより〜