きよひろのウラナミ「ドイツ環境学び旅」連載始めます!

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10月24日から11月3日までの間、ドイツの環境NPOの海外研修に行ってきました!
6月にセブンイレブン記念財団の「環境NPOリーダー海外研修」に応募したところ、第1次選考(課題論文)、第2次選考(面接)を通過し、最終合格をいただくことができ、ドイツの環境NPOを訪問する機会をいただいたのです。

これまでウラナミでは「読む湘南」をテーマに湘南の環境問題を取り上げてきましたが、今回のドイツ訪問で学んだことを是非みなさんにもお届けしたく、今回から「ドイツ環境学び旅」の連載を始めることにしました!

さてさて、ドイツの10日間はどうだったかというと、とにかく毎日ハードでした!
1日2団体の訪問はざらで、1日に3つ、4つのテーマの講義や現場の調査がありました。2冊のノートがメモでびっしり埋まり、ICレコーダーのメモリは満杯。脳ミソのメモリはとうに限界を超えていました(笑)。

ドイツと言えばビールとソーセージ!なにせ、私は海外旅行も久しぶり。しかもドイツに行くのは初めてだったので、行く前は「地球の歩き方」を買い、お酒や食べ物、古城、景観などのページを眺めてひそかに浮かれていました。

しかし、ドイツ10日間でプライベートの時間はゼロ。日中みっちり視察に明け暮れ、夕食後に一息つくのも束の間、レポート課題が出され、提出期限は翌朝7時。睡眠時間3時間という日々が毎日続き、体力的にも精神的にも充実した研修でした(笑)

この海外研修は、一般社団法人セブンイレブン財団が、日本の環境NPOリーダーを環境先進国ドイツに派遣し、帰国後、研修で得た経験やノウハウを日本各地の活動現場で活かしてもらおうという目的で実施しているものです。
毎年6名を派遣。私は19期生になります。

ドイツでの訪問先は、州環境省、自然保護連盟(NABU)州支部、環境保護連盟(BUND)州支部、自然保護センター、ファンドレイジング・アカデミー、州環境ボランティア研修制度事務局、森のようちえん、地域NPOなどなど。

「NPO組織マネジメント」「人材育成」「ファンドレイジング(資金調達)」「広報」「環境教育」「行政との協働」「企業との協働」などのテーマを学ぶことができました。

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今回のドイツの海外研修を終えて、改めて訪問先の素晴らしい活動を思い起こしてみると、そこには情熱と覚悟を持って活動している「人」が必ず存在していました。今や59万人の会員を擁するドイツのNPOである自然保護連盟(NABU)も、1899年に野鳥の母とも呼ばれるリナ・ヘレン夫人一人の思いから始まった団体でした。

全ての活動の始まりは、一人の人の情熱と覚悟を持った活動から始まるのだと思います。そんな熱い熱い思いを持ち帰った「ドイツ環境学び旅」でした。

次号のウラナミではドイツの環境保全活動の実態や、ドイツの環境を配慮したまちづくりなどをレポートしていきます! 「ドイツ環境学び旅」、出発です!お楽しみに♪

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