唐澤予報士のウラナミ『安心してください。埋まっていませんから!』

唐澤予報士

唐澤予報士
唐澤予報士:1991年、沖縄でサーフィンを始める。(スノーボードも開始)  1993年、初めてフルマラソンを完走。1999年、気象予報士資格を取得し登録。現在に至り、一児(娘)の父です。

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当初は、今年は暖冬だと予想されており、確かに1月の始めまでは暖かい日が多かったと思います。しかし、皆さんご存知のように、1月の中旬からは寒い日が多く、記録的な寒波が南下し、何と沖縄でもみぞれが降ったというニュースもありましたね。

湘南でも、1月の始めまでは気温・水温ともに平年より高かったような気がします。1月上旬には、シーガルで海に入っている人を見かけたこともありました! 自分もジャージのフルスーツでまったく問題なしでした。しかし、1月下旬になってからは、早朝から入るにはブーツが必要になってしまいました……。

良いのか悪いのか判断はできませんが、やっぱり平年並みに寒くはなってきましたね。

ただし、この寒さを喜んでいる業界も当然あるでしょう。筆頭は、スキー・スノーボード業界でしょうか!? シーズン当初は雪不足だったようですが、何とか解消されたようですね。自分は、今シーズンは出身地の札幌で12月に行っただけで、まだ2016年になってからは滑りに行けていません……。

この写真は、数シーズン前のニセコでの写真です。某ローカルスキー場からエントリーできるバックカントリーとなります。この時は良い雪に当たっており、腰パウでした。腰パウとは、サーフィンにおける腰波と同じように、「腰の深さまでのパウダースノー」ということです。これくらいの雪の深さとなると、ある程度の斜面の角度とスピード、そしてパウダー用のスキー・スノーボードが必要となってきます。緩斜面に行き、一度止まってしまうと、板を外して抱え、腰まで埋まる雪をかき分けて歩かなければならなくなってしまいます。

このような腰パウは、サーフィンでいうと「面ツル・肩~頭・ロングショルダー」といった感じです! 大雪となると事故などで大変ですが、雪の予報には、個人的にはワクワクしてしまうのでした。

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