☆加藤のウラナミ『日本の秋は世界最高のサーフトリップシーズン!?』

☆加藤

☆加藤
会社代表であり、波乗りと海が大好きなサーファーです。子どもたちに安心安全な海を残すことと、島国などへ高精細な気象情報を提供することを残る人生のライフワークにしました。サーフトリップネタが多くなりますがお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いします。

角館の紅葉1

秋田県角館の紅葉狩り

 
 
10月末に高知県にサーフトリップし、翌週の11月初めには秋田県に夫婦で観光旅行をし、その翌週のいま(11/14現在)は鳥取県鳥取市で開催中の日本土木学会に参加し、来週月曜日には福岡県に出張する予定です。
これだけハードなスケジュールは初めてですが、たまたま秋の行楽&紅葉シーズン中に4週続けて国内旅行・出張することになりました。
このウラナミが掲載される頃には、最後の福岡出張を終えて心身ともにボロボロになっているか、波と美味しすぎるカニを求めて再び日本海にリターンしているかもしれません。(笑)

今年の秋は、西高東低となって寒気が下りることは少なく、例年に比べて全般的に気温は温かく、また海水温も温かいままなので、11月中旬の鎌倉七里ガ浜ではトランクスだけでサーフィンするサーファーが現れるほどの暖かい日がありました。ただし、その日の私は2mmのジャージフルでサーフして丁度良く、他のサーファーも大方がシーガルやジャージフルだったので、トランクス1枚でサーフしていたのは一人だけでしたが…

日本の秋は、日照時間が短くなるものの、日差しがほど良く弱まり、湿度も低くなって、熱くもなく寒くもなく、世界に誇れる快適な季節と言えるでしょう。
紅葉狩りの観光のみならず、我々サーファーにとってもサーフトリップするのに最適な季節でもあります。
もしも台風スウェルが入っていれば、インドネシアなどに極上の波を求めて多くの費用と労力・時間をかけて旅するよりも、思い出深い素晴らしいサーフトリップになることもあるでしょう。
また、この時期は全国で秋の味覚が充実しているため、旅先では、最高の料理、美味しい魚、野菜、果物、新米、新そば、新酒などが堪能できるはずです。
先の高知県のトリップでは、ハガツオのぶつ切りの刺身の美味しさに感動し、また昼と夜の寒暖差が大きく、夜はかなり冷え込むために、高原で作られる野菜が美味しいように高知の野菜のジューシーな甘みのある美味しさにしびれました~!!!
秋田県では、角館(かくのだて)や白神山地の赤や黄色に染まった紅葉狩りを堪能しました。

 

秋田県の美しい紅葉はきれいな黄色の葉が多いのが特徴的です

秋田県の美しい紅葉はきれいな黄色の葉が多いのが特徴的です


 

ちょっと話が脱線しますが、角館の武家屋敷で実際の刀を生まれて初めて握らせていただきましたが、その重さに仰天しました。昔のサムライは、いつもあんなに重い(7~8kgはありそう)刀を振り回していたのかと感心するとともに、もしも人を切りつけた時には、一太刀で生死に関わる傷を負わせてしまうことが容易に想像できました。もしかしたら、この刀で人を殺(あや)めているのかもしれないと想像したら、すぐに刀をも元の位置に戻したい衝動に駆られました。ゆえに、『鞘(さや)のうち』という武士の言葉は現実味を帯び、太刀を抜かず戦わずして相手に勝つ、また相手が自分よりも優れて強いサムライであることを推し量って、『参りました』と一礼して退き、無用な殺傷を避ける“武士道”が確立されていったのが重い刀を握ったことで良く理解できました。

秋田旅行を通じて様々な料理を堪能しましたが、その中でも田沢湖名物の“山の芋鍋”が素朴で美味しく、とても印象に残りました。もちろん地酒もたくさん堪能させていただきました。(笑)

 

白神山地十二湖の紅葉狩りを楽しむ筆者

白神山地十二湖の紅葉狩りを楽しむ筆者


 

宮城県や福島県では、この時期はサケが産卵のために海から川に遡上してくるため、漁協が河口近くに網を仕掛け、獲れたてのサケをさばいて、いくらとお腹の脂がのった身の部分を炭で焼いてご飯にまぶした『はらこ飯』が、河川敷に建てられた臨時の食事処でリーズナブルに食べることができます。
もちろんご飯は、地元で採れた美味しい“新米”です。いくらと新米だけでも何杯も食べられるくらいの美味しさですが、新鮮なサケの一番おいしいお腹の部分が炭焼きで加わるのですからグルメを唸らせるのも当然ですね。

また、11月になると日本海側では松葉ガニ(ズワイガニ)などのカニ漁が解禁となり、メッチャ美味しい魚介類に加えて、新鮮かつ甘くて美味しいカニが食べられます。
かつて京都八丁浜に近い老舗旅館『守源(元SFJ代表の守山さんの宿)』で食べたカニのフルコース料理は、カニの身が剥かれていて、手を汚すこともなく、その感動的な美味しさは生涯忘れることのできないレベルでした。

あくまでも個人的な感想ですが、日本の秋の味覚は、世界中を見渡してもこれ以上美味しい食材・料理はないと私は断言しちゃいます。
そんな最高の日本の秋に、サーファーとして残念なのは、確実に波が毎日あるわけではないということです。できれば、台風や低気圧の進路と波予想を読み、波伝説の週間概況を参考にして、スクランブル発進してフットワーク軽く国内サーフトリップできるようにしたいものです。
特に11月の日本海は、楽しめる波、カニを含む素晴らしい料理、そして紅葉狩りと、すべての要素が揃う時があります。
海外旅行をパスしても、日本の秋のサーフトリップは魅力的だと思います。
年内は、北海道や東北の一部を除けば、まだノーブーツの所がほとんどです。
今からでも遅くはないので、年内の国内サーフトリップを計画されることをお勧めします。
もしも次の台風が発生して日本列島めがけて北上するようであれば、私も積極的にスクランブル発進をかけたいと思っています。(了)

 
 

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