岡野予報士のウラナミ『バリ島 クラマス』

岡野予報士

岡野予報士
サーフィンを初めて、天気図などに興味を持ち、気象予報士資格を取得。その後、バリへ移住しサーフィンスクールで3年程就労しました。波伝説の予報士として、波情報はもちろんワクワクするような情報も提供させていただければと思っています。どうぞよろしくお願いします。

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波伝説をご愛用の皆さま、新年明けましておめでとうございます。
本年も引き続き波伝説を、どうぞよろしくお願いいたします。

今回は、バリ島の雨期のメインポイントの一つのクラマスを紹介します。

クタや空港から1時間ほど東海岸のバイパスを北上した所にあります。クラマスへの入り口はバイパスからすぐなんですが、小さな看板はあるもののわかりづらい所にあり、初めての方は迷ってしまうと思います。

波質はというと、ピークはホレホレのリーフブレイクで、チュービーな波も目立ち、ボトムは結構シャロウとなっているので、どちらかというと中・上級者向けのブレイクです。乗れると最高なんですが。

ビーチの目の前には大きめのワルン(古いレストラン)があり、数年前から大きなライト(野球場などのスタンドにある照明)が設置されてナイトサーフィンができるようになっています。興味のある方はチャレンジしてみて下さいね。

クラマスといえば、10年程前にJPSAが開催されて、一躍有名なポイントになりました。開催された当時は何もない田舎のポイントでしたが、今は目の前にホテルやヴィラがまばらですが並ぶようになり、歩いてポイントに行けるようにもなりました。
そのため、混雑も目立ち、雨期になると西側のポイントは風が入りサーフ不可な日が結構な確率で出てきます。
すると東側のポイントに人が集まり、クラマスの場合はポイントブレイクなので、かなり波に乗れる確率が低くなります。
サーフガイドがいないと結構入りづらくなっているので、特に雨期はガイドと行くことをお勧めします。

また、クラマスの隣(結構ホレてる)やその隣(少しメローだけど最後はワイドブレイク)でもサーフィンが可能なので、様子を見つつ入るのもいいかもしれませんね。

最後に、サーフボードが折れているサーファーの姿をよく見かけたので、怪我だけは気をつけてくださいね。

それではまた。

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