上條将美のウラナミ『近くて遠い場所 ~江の島~』

上條将美

上條将美
上條 将美:小学生4年から全日本選手権で連続入賞し、ジュニアで優勝、世界選手権に日本代表で2度出場後、19歳でプロになり、20年間にわたってシードをキープし、2012年に引退。最高ランキング5位。2011年サーフレジェンド入社。

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こんにちは、上條将美です。
5月に入り、夏日になることもある今日この頃、皆さんどうお過ごしですか。
さて、皆さん、身近すぎて逆に気づかないこと、行ったことのない所などありませんか。
私は、藤沢生まれの鎌倉育ち、地元が湘南ですが、湘南のもっともポピュラーといっても過言ではない観光スポット、江の島に観光に行ったことがありませんでした。
もちろん、江の島には小学生のころに防波堤にサビキ釣りに行くなど、決して入ったことがないわけではありません。ただ、島内を観光で回る、ということをしたことがありませんでした。
前から行きたいとは思っていたのですが、家から近く最寄りだということで、いつでも行ける気がして逆に行っていませんでした。
ところが、たまたま時間ができてGWの5月3日(日)、妻と一緒に江の島に行くことになりました。

よりによってGW、それも日曜日に行ったこともあり、当然ながら江の島に入るところから車道も歩道も大渋滞。進むペースはまるでディズニーランドのアトラクションに並んでいるかのようなノロノロとゆっくりでした。

島に入ると江の島はそれほど大きくはないものの、思ったより地形が複雑で入り組んでおり、急な崖などもあって大小の山々からできているような感じでした。
なので、いつも遠くから見ているイメージと違い、意外や歩いて回ると時間がかかり、階段も多く、お年寄りだけでなく、一般の人でも結構キツいかなといった感じでした。

また、江の島といえば自分にとってかなり馴染みがあるので、事前にネット検索をすることもなく、島の地図なども持たなかったので、途中で少し迷ってしまい、余計に疲れてとにかく「早く島から出たい」と焦りましたが、それもまあ観光といった感じでした。
今回の観光は特別な感動や驚きは特になかったですが、前からの宿題と言いますか、気になっていたことが解消され、まあまあな達成感を味わえた一日でした。
皆さんも、身近な場所で気になっている所、行ったことのない場所へ今度の休日に訪れてみてはどうですか。

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