青空が澄み渡る気持ちの良い快晴となった、とある5月の週末、鵠沼や辻堂ではフラダンスのイベントが行われていました。
土地柄なのか、湘南にはフラダンスのグループが多くあり、さまざまなチームが次から次へと出場します。
Keikiちゃん(※ケイキ ハワイ語で子ども)がニコニコ笑顔で一生懸命踊る姿は、かわいらしい!
Kaikamahine(※カイカマヒネ ハワイ語で少女)クラスの小学生たちは、一歩レベルアップして、難しい動きも美しく滑らかに踊れるようになり、見ごたえがあります。
子どもたちの楽しそうにフラを踊る笑顔が大好きです。
フラは、ハワイの歴史や伝統が深く結びついた神聖な踊りです。
かつて、文字を持たなかった古代ハワイの人々は、フラを踊ることで、神話や伝統を子孫に伝えてきました。
フラは「ハンドモーション」と「ステップ」という、基本動作を組み合わせてできています。
手の動きで詩を表現し、これに表情や全身の流れるような動作を組み合わせて、言葉や心を表現した踊りなのです。
なので、フラダンスの手の動きやステップの一つ一つに意味があるのです。
スタンダードな曲で「 Kaimana Hila (カイマナヒラ)」という、ハワイのダイヤモンドヘッドを歌った歌があります。
その歌の2番では、歌詞にサーフィンが出てきます。
~Kaimana Hila カイマナヒラ~
2.
I waho makou i Waikiki ‘ea
A ‘ike ika nani papa he’e nalu
Papa he’e nalu
He’ehe’ malie私たちは外に出てワイキキビーチに行きました
上手なサーファーたちの波乗りが眺められました
波の面を滑っています
楽しそうに滑っていました
「papa he’e nalu(パパ ヘ エ ナル)」で「サーフィン」という意味があります。
これをフラで踊るには、片手で波を形作りながら、もう片手でバランスを取って波に乗るようなポーズをします。
ハワイのトラディショナルな歌に「サーフィン」が出てくることが、ハワイの文化にサーフィンが根付いているのがわかりますね。
フラのイベントを見る機会がありましたら、そのハンドモーションにも注目してみてください。