2018年に菖蒲田・仙台新港・北泉と南下しながらサーフィンをした時以来、数年ぶりに東北エリアへ行ってきました。
今回は岩手県と宮城県です。
車を走らせ向かった先は、岩手県の大槌町。
浪板海岸でサーフショップ「K-SURF」を経営されている杉本浩プロを訪れました。
訪れた数日後からは種子島でのJPSA第一戦が始まるため、杉本プロはどたばたの中ご対応いただき、また飲み会まで誘っていただきありがとうございます。
夜の宴の席では、板のシェイプの話からハワイの話、岩手県のシークレットポイントの話、ここでは言えないP~~な話などを興味深く聞くことができました。
そして、ご馳走様でした。
特に私が印象に残っているのは、杉本プロが体験された東日本大震災の時の話です。
私が海沿いに住んでいると伝えると、心に誓っておけ的な重みのある言葉を頂戴しました。
「命があればそれだけで十分だから」
会話の中で何度か「命があればそれだけで十分だから」とおっしゃっていましたが、すごく重みを感じました。
海沿いや海抜が低い地域にお住みの方は、今一度、是非心に命じながら住むようにされてください。
「財布とか充電器、通帳とかいらないから、でかくて長い揺れがきたら、とにかく揺れているうちに猛ダッシュでなるべく高所に逃げなさい。津波は第二波がやばいからね。想像もしないのが来るから。」と。
実際、テレビの緊急速報で流れた予想の高さより10倍近い高さの津波が来たとのことでした。
なお、浪板海岸は震災で一度は砂浜が消えましたが、今では杉本プロら地元の方々の尽力により、インサイドに砂を戻し、砂浜と透明な海が広がっていました。
お会いできて色々勉強になりました。ありがとうございました。
そして、次は宮城へ南下。
小豆浜、菖蒲田エリアの「マティーズ」さんへお邪魔し、一仕事を終えると、夜はオーナーのHさんと、ライダーでよく仙台新港のTHE DAYメンバーとして動画に出演されるビッグウェーバーの後藤朝子プロと共に、室内が煙で前が見えなくなるホルモン屋さん「みっちゃん」へ集合となりました。
連れて行っていただきありがとうございます。それにしても酒が強いお二人でした。(笑)
ちなみに七ヶ浜エリアの「みっちゃん」は、翌日も行くか迷うほどの大衆感とうまさで再訪有力候補地です。
最後に日本でも屈指のブレイクを誇る仙台新港ですが、北東うねりが入っていて、さすがワールドクラスのビーチ!と感動してしまいました。
こんな気圧配置でも、こんな熱い展開が待っているのかよ〜!綺麗な波だな~なんか割合的に上手い人が多いな~と思わざるをえない訳です。恐るべし仙台新港P!
コロナも落ち着き、マスクをしない人もだいぶ増えてきて、トリップに行く機会が増えそうな夏が来ますね〜
6月から一気に海水温が上がるようなので、うまい海鮮などを求めて、みちのくサーフトリップはいかがでしょうか。