2022年4月16日(土)の夜にあがる月は満月で、4月の満月は『ピンクムーン』と呼ばれているそうです。
ピンクムーン?
ピンク色に見えるの!?・・・と思いきや、
実際に月がピンク色に見えるというわけではなく、春に咲く草花(シバザクラ)の色にちなんでそう呼ばれていたそうです。
最近、色々な『○○ムーン』を聞くようになり、わけがわからない方も多いと思いますので、整理したいと思います。
今回の4月の満月の『ピンクムーン』。
アメリカ先住民が名付けたのが由来で、その月によって名称が決められているそうです。
アメリカ先住民による満月の名前
※参照:みんなの知識 ちょっと便利帳
※満月の名前は、元々アメリカ先住民が名付け、地域などによっての違い等により、複数の名前が存在します。ここに上げたものも一つの例としてご覧ください。
月 | アメリカ先住民による名称 |
1月 | Wolf Moon ウルフムーン |
2月 | Snow Moon スノームーン |
3月 | Worm Moon ワームムーン |
4月 | Pink Moon ピンクムーン |
5月 | Flower Moon フラワームーン |
6月 | Strawberry Moon ストロベリームーン |
7月 | Buck Moon バックムーン |
8月 | Sturgeon Moon スタージョンムーン |
9月 | Corn Moon コーンムーン or Harvest Moon ハーベストムーン |
10月 | Hunter’s Moon ハンターズムーン |
11月 | Beaver Moon ビーバームーン |
12月 | Cold Moon コールドムーン |
あまり聞いたことのない名称もありますが、イチゴの収穫時期に昇る月のことを指して呼んだ名称である6月の『ストロベリームーン』は、昨今、日本でもメディアによく取り上げられていました。(これも決して、月がイチゴ色に染まるわけではありません。)
そしてよく聞く『○○ムーン』といえば・・・・・・
ブルームーン(Blue Moon)
「ひと月に満月が2回ある時」2回目の満月を『ブルームーン』と呼びます。
何年かに一度発生するのですが、2022年には、ひと月に満月が2回あるときがないので、『ブルームーン』を観測することはありません。
次は2023年8月31日だそうです。
スーパームーン(Supermoon)
1年のうちで月が地球に最も接近し、見かけの大きさが最大となる満月の愛称として『スーパームーン』と呼ばれています。
今年、2022年のスーパームーンは7月14日とのことです。
ちなみに、月が地球に最接近し、なおかつそのタイミングの前後1時間以内に満月もしくは新月になるものを『エクストリーム(エクストラ)スーパームーン』と言われるそう。およそ18年に1度の割合で観測されるというそうで、次は2034年だとか。
逆に、満月としては最も地球から遠く、年間で最も小さく見える満月のことを『マイクロムーン』などとも呼ぶそうです。
今年2022年1月18日がその『マイクロムーン』だったそうです。
並べて比べることができないので・・・その違いは実際には視認できなさそうですが・・・・・・。
※参照:国立天文台「よくある質問 質問2-7)「スーパームーン」ってなに?」
ブラッドムーン
ブラッドムーンは皆既月食の時に、月が赤っぽく見える事を言います。
太陽ー地球ー月の順番で一直線になって月食が起こり、月に届く太陽の光を地球でさえぎってしまう現象です。
昨年2021年は、月食が2回起こりました。
1回目の2021年5月26日は、スーパームーンと皆既月食が重なり、『スーパーブラッドムーン』でしたが、ほとんどの地域で天候が悪く、ほとんど見ることができませんでしたが、2回目の11月19日のほぼ皆既に近い月食が起こりました。かなり話題にもなっていたので、ご覧になられた方も多く、記憶に新しいことと思います。
仕事帰りにスマホでパチリ。本当に赤く染まり、神秘的でした!
2022年のブラッドムーンは11月8日だそうです。
いろいろな『○○ムーン』がありますが、月にはとても神秘的な魅力を感じますね。
また、満月の夜には、天気が良ければ、夜空を見上げてみたいと思います!