みなさん、目は良い方ですか?
毎年の健康診断などで、視力は測りますし、視力の低下はものの見えづらさなどで、自覚できるものですよね。
では動体視力は?
自分の動体視力は、どれくらい優れているか、または、衰えてきているのでしょうか??
さて、ここでテストです。瞬間的に画面に映る数字を何桁まで読むことができますか??
自分は、6桁は読めましたが、7桁になると突然異次元・・・、なぜだろう最初の2桁くらいしか見えない・・・。
イチロー選手は現役時代、この0.1秒で7桁の数字を読むことができ、8桁も8割くらいの正解率で読めたそうです。
動体視力とは、動いている物体を視線を外さずに持続して識別する能力を言い、特に、野球・卓球・テニスといった高速でボールが動くようなスポーツでは、動体視力は重要なポイントです。
車の運転にも必須な動体視力
この動体視力は、20歳前後をピークに徐々に衰えはじめ、40代からは急激に低下していくとのこと。
70歳以上になるとかなり低下しているという報告もあり、そのため、70歳以上のドライバーは免許の更新の際には、動体視力検査を実施することになっています。
動体視力は、高速で走る車との距離感にも関わってくるので、無理な合流をしないようにしたり、危険を察知して反応するなど、安全に車を運転するためにも重要なポイントです。
動体視力には目の筋トレ
40代から急激に低下すると言われる動体視力。
では、動体視力を鍛えるにはどうしたら良いかというと、目は筋肉で動いているため、目の筋トレをすることで鍛えることが可能なのです。
トレーニングを重ねることで鍛えられる能力でもあるので、衰えはじめたかも・・・と思ったら、定期的にやってみると良いですね。
おまけ
ちなみに、猫の動体視力は人間の4倍ほどであると言われています。
微細な動きも猫は目でしっかり追うことができるので、獲物が急に進路を変えたり、おもちゃが予想外のところに動いたりしてもしっかりと捕まえることができます。
野生育ちのうちの猫(もうすぐ1歳)は、とにかく家中を走り回っていますが、動体視力急低下中の私には、うっすら残像しか見えません。