服部予報士のウラナミ『風吹けばコイの予感』

服部予報士

服部予報士
服部予報士 サーフレジェンド所属気象予報士、防災士。 小学校の理科の授業で天気に興味を持ち、大学は海洋気象を専攻。 TV・ラジオでの気象解説や、古民家イタリアレストランの店長などの経験を持つ。 「天気と海、旬の食材と話題を通して季節の移ろいを感じられる」ことを ライフワークとして、メッセージを伝えてゆきたいと思います。

新年度を迎え、もう間もなく1か月が経とうとしています。
この春、新しい環境でスタートし何が何だか分からずに右へ左へと忙しくされた方もおられるのではないでしょうか?

そんなところに救世主となるのでしょうか?大型連休が迫ってきました!
今年は5月1日、2日もお休みにしてしまうと、なんと最長9連休!

ご存知の通り、3日は憲法記念日、4日はみどりの日、5日はこどもの日ですが、今回は「こどもの日」を取り上げてみました。

こどもの日といえば、男の子の出世と健康を願って飾られる「鯉のぼり」が空を舞い、「金太郎」がお家の中に飾られる光景を目にします。とは言え、最近は飾れるような敷地は少なく、お目にかかる機会も少なくなってきたようにも感じます。

そんな鯉のぼりですが、意外なところでお目にかかることができます。

クルマを運転される方ならご存知の方もあろうかと思いますが、それは高速道路なんですね。

高速道路の橋の上や平野部、トンネルの出口など風の通り道になっているところには、鯉のぼりのような「吹き流し」が設置されています。風の向きや強さをドライバーに視覚的に伝えて安全運転を促す、ローテクながらも優れたアイテムです。

では…風の強さと吹き流しの角度にどのような関係があるのかご存知ですか?

ぜひ安全運転の参考になさって下さい。

そんな「吹き流し」ですが、まさにこの時期、なんと鯉のぼりに変わるというんですね!

全国津々浦々、全ての吹き流しが変わるのかどうかは分かりませんが、大型連休におクルマで高速道路を利用されるという方、ひょっとすると季節限定の吹き流しに出会えるかも知れませんね。

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