思わず人に話したくなるような話題に出会(でくわ)すことってありませんか?
もちろん、すでにご存じの方も居られるのは承知の上でありますが…
先日、俳優の津川雅彦さんと朝丘雪路さんの合同お別れ会が行われたというニュースがありました。
津川雅彦さんは悪役から二枚目、三枚目とマルチにこなす俳優、また朝丘雪路さんもいつまでも可愛らしい存在で、ともに私が好きな俳優さんでした。
ニュースでは「芸能界の“おしどり夫婦”として知られ、ことし続けて亡くなった…」と報道され、「いつまでも二人一緒で、本当に仲が良いんだな」と思わずにはいられませんでした。そこで、そんな仲睦まじいほっこりする話題をウラナミに!と、おしどりについて調べ始めました。
するとどうでしょう…
”オシドリの夫婦は決して「おしどり夫婦」ではない”など予想だにしなかった答えが!
そもそも「おしどり夫婦」とは、派手な色彩を持つオスと色彩が地味なメスが、いつも寄り添って泳いでいる姿をみかけることが多いことから、その名の由来となっています。
しかし、実はオシドリは一夫多妻でメスが卵を抱える時期に入ると、オスは巣を出て子育てはしないのだそうです。そして毎年ツガイを変えるというのです。自然界にとっては極めて普通の姿なのでしょうが、人間の勝手な印象で美化された「おしどり夫婦」
そういえば、津川雅彦さん、朝丘雪路さんの合同お別れ会のニュースを見ていた妻が、「うちもおしどり夫婦やね」と笑顔で言っていたのだが…
いま思えば、それってどっちの意味かね?