服部予報士のウラナミ『秋も花粉症に注意』

服部予報士

服部予報士
服部予報士 サーフレジェンド所属気象予報士、防災士。 小学校の理科の授業で天気に興味を持ち、大学は海洋気象を専攻。 TV・ラジオでの気象解説や、古民家イタリアレストランの店長などの経験を持つ。 「天気と海、旬の食材と話題を通して季節の移ろいを感じられる」ことを ライフワークとして、メッセージを伝えてゆきたいと思います。

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9月に入って、なんだか風邪の様な症状がでてお困りの方はおられませんでしょうか?

それ、ひょっとすると花粉症かもしれません。
春のイメージを持つ「花粉症」ですが、実は日本人の花粉症患者のうち、約15%は秋に花粉症が発症すると言われているそうです。
「鼻アレルギー診療ガイドライン2016年版」や花粉症専門サイト「花粉症ナビ」によると、秋の花粉症は主にブタクサやヨモギ、カナムグラなどの雑草類やイネ科などが原因となります。
 
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出典:http://www.kyowa-kirin.co.jp/kahun/about/calendar.html

花粉症予防には、風が強い日の外出を控える、窓を開けないなどの予防がありますが、秋の雑草類は、春のスギ花粉などと比べると飛散距離が短いため、原因となる植物に近付かないことで症状を抑えることもできます。
 
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秋は季節の変わり目でもあり、花粉症の症状を風邪と間違えやすいのも納得です。

ただ、秋は花粉のほかにもダニ、蛾やユスリカ(蚊の一種)などの昆虫、カビなどが原因のアレルギー症状が出やすい季節でもあります。

もし原因がわからないときは、耳鼻科やアレルギー外来など、ぜひ最寄りの病院での受診をオススメいたします。
 
 

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