竹内予報士のウラナミ『激アツ西湘SUPフィッシング』

竹内予報士

竹内予報士
大学時代に気象学を専攻し、気象予報士を取得。その後IT企業に十数年勤めた後、サーフレジェンドに加入。サーフィンと釣りとバックカントリースノーボードがライフスタイルです。 サーフィンはショートボード(歴15年ぐらい)、釣りは小学校時代のバス釣りから始まり今はオフショアでのルアー釣りが中心(真鯛、太刀魚、青物など)、バックカントリースノーボードは谷川岳や平標山、白馬、立山などで活動しています。

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こんにちは。竹内です。
皆さん良い波に乗れていますか?

9月は台風がなかなか発生せず、期待していた台風スウェルもいまいちな感じでした。
10月に入ってからは西高東低の気圧配置が多くなり、急に秋を感じるようになってきましたね。

さてさて、自分はサーフィン以外にもハマっている趣味がありまして、それは釣りです。
小学生~大学生のころはブラックバス釣りにハマり、社会人になってからシーバスに移り、ここ10年くらいはアジングやエギング、オフショア(釣りで言うオフショアは船釣りのことです)をやっています。
数年前には釣り用のSUPを買い、波の無いときはたまに浮かんでいます。

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サーファーがSUPフィッシングをやるメリットは、浮く道具に慣れているということと、サーフィン用のウェットスーツがそのまま使えるという点などがあります。
自分が持っているSUPは完全に釣り用のもので、11フィートのインフレータブル式(空気で膨らませるやつ)で、ボードと言うよりゴムボートの小さい版です。
これぐらい大きいと安心して釣りができます。

今年に入ってからは全然SUPで出れていませんでしたが、久しぶりに大海原を漕いできました。

場所は相模湾の西湘。
このエリアは、相模湾沿岸の中でも岸からすぐに深くなっていて、数百メートル沖に出れば水深は100メートルにもなります。
そのため、SUPなどの非動力系の乗り物でも、根魚や真鯛、青物、甘鯛など、様々な魚種が狙えます。

SUPフィッシングは天候によっては遭難する危険性もあるので、気象情報はマストです。
サーファーなら気象に敏感な人が多いと思いますので、そのあたりも始めやすい点かなと思います。
弊社は釣り人向け気象情報『海快晴』を運営していますが、もちろん波伝説の情報でも大丈夫です!

この日はほぼ無風で、海の上をクルーズしているだけでとても気持ち良かったです。



この日は真鯛や根魚などをタイラバ(真鯛を釣るルアーの一種)で狙いつつ、エサとなる小魚が居ればジギング(細長い金属の棒みたいなもの)で青物を狙う作戦です。
水深30~40メートルラインを流していると、「ガツガツガツ・・・ゴンゴン」と来ました!

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そこまで大きくはないものの、コンディションの良い真鯛でした。
最近はタイラバ船に乗っても真鯛が釣れていなかったので、とても嬉しかったです。
戻って流すを繰り返していると、再びアタリが!

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今度は大きなホウボウでした。
最近はタイラバでホウボウがよく釣れますが、ホウボウも煮物や唐揚げなど、とても美味しい高級魚ですね。

ホウボウを釣ってからも同じ場所で何度かアタリはあったものの、乗らずでした。
そこでタイラバを止めて、すぐ近くの深場でジギングをやることにしました。
水深は70メートル前後。

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自分はSUPに魚探を取り付けて釣りをしています。
今は魚探も小型化が進んでいて、SUPにも載せられるんですよね。
そうするとSUPからでもエサとなる小魚や、その小魚を食べようとしている魚が映像として映し出されます!
また、こいつは一度通過した所の水深マップを自動的に作成してくれる優れものなのです。
時代は進んでいますね~!
そしてジギングしているとズドンと大きなアタリが!

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指5本のドラゴンタチウオでした!
そして再び流し直すと、またまた強烈なアタリが!
多少走ったので、これはタチウオじゃないなと思っていたら、なんとグッドサイズのサワラでした。




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SUPに載せていたクーラーボックスに入りきらないサイズだったので、予定より早くストップフィッシングとしました笑

そして家に帰ってからは、釣ったサワラを炙りにし、真鯛をバジルソテーにしました。

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湘南の海はサーフィンも最高ですが、釣りも負けずに最高です!

それではまた次回もよろしくお願いします。

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