こんにちは、ナッカルビです。
今日は、消せない記録と思い出との奪闘をお話ししたいと思います。
先日、久しぶりに実家へ戻ったら、そこには放置された「古いPC」の山が待ち構えていました。
「さて、このPCたちをどうしようか」 そんな言葉とともに、消せない記録との戦いが始まりました。
実家とPCと
私が実家を出て早17年以上。 父母も高齢になったので、実家を売却し兄夫婦と二世帯住宅に引っ越すことになりました。 引っ越し準備で実家の不用品を整理していたところ、出てくるわ出てくるわ、「古いPC」の山!

懐かしい機種もあって、思い出もいっぱい詰まっているのですが、いかんせんデカい!
私の自宅に持って行くにも置き場所がないので、泣く泣く処分することにしました。
問題はここから、処分前にデータの消去ぐらいはしないと……でも、周辺機器が紛失していて起動を試すことすらできない……なので、最寄りのハードオフに駆け込み必要な周辺機器をジャンク品で揃えて、いざ起動!!
ポチッ、ブゥーーン(ファンの回る音)……
ガリッ、ガリッ、ガッガッガーーーッ(HDDのアクセス音)……シーーーーン…
ん? OSが起動しないぞ?(BIOSが起動しないものも…)
起動ディスクを使ってみるもののディスクドライブの読み込みもできず…
長年放置されたPCは色んなところにガタがきていてどうにもならない……これが現実…
秘密兵器の投入
そこで、ギークなアイテムの出番です。
HDDにアクセスするための秘密兵器「裸族の頭 IDE+SATA USB3.2 Gen1」を購入しました。

株式会社センチュリーの製品紹介ページより引用
これさえあれば、IDE接続の古いHDDにも直接接続できてイチコロのつもりだったのですが…
意気揚々とPCからHDDを外して接続をしてみるも、なんと2/3のHDDにはアクセスできず!
裸族の頭(注意:製品名です)でも無理なら諦めるしかない……
結局、アクセスできなかったHDDは物理破壊することに…アクセスできたものは無料のデータ消去ソフトを使って上書き消去を実行しました。
処理の終わったPCは、市の指定業者に処分(無料)してもらう方法もあったのですが、少しでも費用を回収するため最寄りのハードオフに持ち込みました。
持ち込んだPC全部で750円ほどにはなりました。全然費用を回収できてない……
時間とお金と労力をかけた割には、なんとも残念な結果に終わってしまいました。
データ消去の難しさ
今回の経験を通して、古いPCの処分では、特にデータ消去の難しさを痛感しました。
起動しないPCからデータを消去するなら、専門業者に依頼するのが一番確実かもしれません。
それをするには当然コスト(市の指定業者ならデータ消去費用3,300円/台)がかかります。
私はそれをケチって、自力でなんとかしましたが、やっぱり面倒でした。
まぁ、ギークなアイテムが手元に残ったので良しとしましょうか。
教訓
今回の教訓としては「PCは定期的に整理し、不要になったら早めに処分する」ということ。
思い出のあるPCを手放すのは寂しいですが、将来の面倒ごとを避けるには必要な決断です。
みなさんも、PCを処分するタイミングにはくれぐれもお気をつけください。
では、次回もよろしくお願いします。