TAIJIのウラナミ『一宮町から世界で戦うサーフスター「大原洋人&稲葉玲王」』

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2005年に部原で行われたCTファイナル「ケリーvsアンディ」を見て試合観戦が趣味になりました。 ツアーのなかでも、特にオーストラリアレッグのsnapper rocks、ミックファニング、現役ツアー選手ではイーサンユーイングが好きで、2006年から現地観戦しています。 2025年の今年は、CTとしてsnapperが戻って来ましたので、今から非常に楽しみです!よろしくお願いいたします。

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これから始まるシーズンを前に地元で練習している大原洋人プロにお話を伺いました。

ハワイで練習中のレオ君の詳細は、波伝説 CORE SURF JAPAN
https://www.namidensetsu.com/news/category/core-surf-japan で是非チェックして下さい。

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私が洋人君とレオ君を初めて見かけるようになったのは、彼らが小学校の低学年位の時で一宮の海で練習していたのを覚えてます。

当時は、今と違いキッズサーファーも少なく、上手い2人は目立つ存在。
レオ君はお父さんと一緒に海に入り、洋人君はお父さんが撮影してる光景をよく見ました。
そして私の中での当時の2人の特徴は、洋人君はフロントのターンがとても印象に残っていて、レオ君はホームポイントのレフトの波でエアーをしていた姿が印象に残っています。
当時から間違いなくプロになるのだろうなと感じていましたが、お2人共オリンピックに出場し日本を代表する選手に!

またオーストラリア、ゴールドコーストでも小学生の2人が練習している姿を見かけました。
スナッパーロックスで行われていたCTを、板を抱えたまま1人真剣な眼差しで何時間も試合を見ていた洋人君。

当時の事を洋人君に伺うと、日本でトップになればCTが見えてくると思っていましたが、オーストラリアのレベルの高さにカルチャーショックを受けたそうです。
サーフィンが国民的スポーツのオーストラリアでは、サーファーのレベルが高く、CT選手達が普通に海に入っていて、更にワールドクラスの波があるこの環境で、上を目指さないと世界は厳しいと感じ、毎日スナッパー、D-barへ通い練習に明け暮れたそうです。

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一宮町周辺はスナッパー、D-barのように全国からトップ選手やキッズ達が集まり練習していますね。

クーランガッタのサーフスター、ミック・ファニングがビーチに現れるとキッズ達が集まっていたように、今では洋人君とレオ君が海に入っていると、自然と子ども達が集まってきます。

昨シーズンはCTにかなり近づき、今までで一番悔しい思いをしましたが、日本からCTに入れば次に続いてくれると思うので、今は子ども達を見守りながら頑張りますと話してくださいました。

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ここに至るまでの2人の努力は半端ではないでしょうし、プロ選手として様々な浮き沈みがあるなかトップを走り続ける2人。

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オーストラリアから次々とCT選手が生まれているように、ここでもまた彼らの背中を見て、次世代のヒーローが現れてくれるはずです。

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