エギをたくさんゲットだぜ!でもそれって・・・|MINのウラナミVol.292

MIN

MIN
MIN/社畜暦23年/サーフ事業局所属/小笠原父島出身(実は湘南茅ヶ崎うまれ)/波乗り歴は30年以上/サーフィンと海以外の趣味は、仮想通貨、ガジェット、アクアリウムで、社内ではいわゆるオタ寄りな存在(?)
過去記事はこちら

小一時間で回収したエギたち

こんにちは、GW(ゴールデンウィーク)は毎年恒例で某海岸に家族でキャンプに行きました。しかもGW中に同じ場所へ2回も! 家族で海へ行けば、定番の遊びはBBQと釣りですよね! 皆さまはGWに何をされましたか?

毎年行っているその海岸は、漁港が隣接しており、堤防からはエギング(アオリイカ釣り)を楽しまれる方がたくさんいらっしゃいます。僕もその一人です。(釣果は聞かないでくださいw)

エギング中に根掛かりしてしまって、どうしてもはずれないので、しかたなく糸を切りました。エギ(イカを釣るエビに模した道具)は一つ1000円ほどもするので、根掛かりであっさりそれを失うのはけっこう涙モノですw

釣りを終えたあと、息子とウェットスーツを着て素潜りをしたときに、根掛かりしてしまった自分のエギを探してみたところ、どれが自分のかわからないほどたくさんのエギが、しかも新品なエギがたくさん海底に眠っていました。

記事冒頭の写真は、その時に回収してきたエギたちです。

そして、下の写真は翌週にもう一度同じ場所で素潜りしたときに回収したエギたちです。たった一週間でこんなに増えていました。

 

エギをたくさんゲットできてラッキ━━(゚∀゚)━━!!

というお話ではありません。

釣り道具による海中汚染の問題は聞いたことはありますか?

釣りの盛んな漁港の入り口などに、よくそういった内容の張り紙が貼ってあって、釣り針やウキをはじめ、エギ、ルアー、ぶっこみ釣りのオモリが海底の海藻や岩に大量に引っかかっている写真などが載っています。実際に自分の目で海中をみると、そういった写真が大げさではないことがわかります。

釣り道具による海中汚染について詳しい話はここでは控えますが、過去に環境問題の世界会議(OECD)でもクローズアップされています。単にゴミが増えているということだけでなく、オモリに使われているのは主に鉛であるため、海中に鉛が大量に沈んでいる状態が良いことではなさそうなことは容易に想像できることでしょう。
※詳しいことはこちらの論文がわかりやすいです。

恥ずかしい話ですが、僕自身も釣行で幾度なく根掛かりをして、しかたなく糸を切って道具を捨ててきました。しかし、陸の上からは見えないため、それがゴミになっているという意識は、堤防に落ちている糸くずに対してよりも低かったことに気が付きました。

釣りに、根掛かりはつきものです。釣りをすることが悪いとは毛頭思っていませんが、糸を切った瞬間からそれらがゴミになっているという意識を常に持っていなければいけないですね。それに気づけた良いGWでした。
MINのウラナミ 過去記事はこちら

最近の記事

関連する記事