KYのウラナミ『メッシュ』

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KY:防災士。『波伝説カー』と共に海から海へ… 16年目にして、その移動距離は月迄の380,000kmを2往復目に突入しています!

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今年は台風1号が遅かったものの、その後たくさんの台風が発生、そして上陸しましたね。

良い波に乗った方もいれば、災害に遭われた方も中にはいるかもしれません…。

台風9号が近くに上陸した際に、私は波チェックに向かうところでした。1カ所目のチェックを終えて、次の場所に向かう途中、海沿いの崖の上のカーブの所を通過しようとしたところ、吹き付ける暴風雨により2〜3メートル前すらも見えない状況で、ハンドルも取られそうでカーブを曲がれなくなってしまい、車ごと吹き飛ばされそうな嵐の中で、台風の恐ろしさを感じました。
外出が危険な場合はチェックを見合わせるようにとの事だったので、しばらく待機したのちに引き返すことにしました。

つい先日、私の防災メールに大雨・洪水警報、土砂災害警戒情報、 浸水警戒情報と併せて、避難勧告のメールが届きました。

パソコンを開くとトップ画面に、「〇〇市に土砂災害に関する避難勧告発令中」と出てきたので、さすがに何か行動を起こさなければいけないと思って、とりあえず調べてみることにしました。 

以前のウラナミ(「ユライ」地名の由来から知る土地の特徴)にも書きましたが、私の家の裏には山があるので、土砂災害には常に注意をはらっています。
大雨はもちろんのこと、弱くても長時間降り続くような雨だと、とても心配です。

「〇〇市に避難勧告」と言われたとき、〇〇市民全員に対して避難を促しているのではない事は想像ができますよね。
そんな、自分の家が対象なのか微妙にわからない時に、細かい情報を知るのに便利なのが、気象庁のHPの「土砂災害警戒判定メッシュ情報」です。
http://www.jma.go.jp/jp/doshamesh/

「土砂災害警戒判定メッシュ情報」とは、5km四方の領域(メッシュ)ごとに土砂災害発生の危険度を5段階に判定した結果を表示していて、避難にかかる時間を考慮して早めに発表しているのだそうです。
5km四方だと、まだ自分の家が該当するのかがピンポイントで分からないので、さらに都道府県別の土砂災害危険個所・警戒区域などと照らし合わせて判断することができます。

ただし、自治体からの避難情報がなくても、危険を感じたら躊躇することなく自主避難をした方が良いと思います。
今回、私の家は大丈夫だったため避難することはありませんでしたが、少し離れた場所が極めて危険な紫色の表示になっていました。

皆さんは、自分の住んでいる土地がどういう場所かを把握していますか?
海や山や川以外に都会の真ん中でも、その場所独自の地形や特徴によって起こり得る災害があると思います。

改めて調べてみると、いつか役に立つかもしれないですね。

さあ、安全を確認できたら、海にでかけましょう!

大雨の後は、地形が決まる場所がたくさんありますから!

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