こんにちは、MINです。わたくしごとですが、急遽、沖縄へ移住することとなりましたので、ここにご報告いたします。転職どころか、沖縄へ移住なんてまったく考えていなかったのに、急展開となった経緯について、誰かの参考になればと思い、当コラムを書こうと思います。
初めのきっかけ
ことの発端は、うちの長男が沖縄の大学へ進みたいと言うようになってからです。それならキャンパス見学にいかなくちゃということで、妻と長男が一昨年の12月に沖縄へ訪問しました。
沖縄の大学といえば『琉球大学』のイメージが強いですが、実は9つもあるのはご存知でしたか? それぞれ異なる特徴はありますが、2人は北部にある某大学へ見学に訪れ、キャンパスの雰囲気や何より地域のロケーションや雰囲気をとても気に入ったと、興奮がやまないまま帰ってきたのです。妻も、長男が沖縄へ行くなら、同居しなくてもいいから家族で引っ越したいと言い始めました。
その時はまだ、わたしには移住なんてみじんも考えていませんでしたし、長男が行きたいなら一人で行けばいいと、そう思っていました。
沖縄北部の景色に心を奪われる
しかし、翌年の10月中旬に、その大学の総合選抜の入試の際に、今度はわたしが長男と沖縄へ訪問しました。そこでわたしは、北部のロケーションに感動し、「残りの人生をここで、この景色を見ながら過ごせたらいいな」と、そう強く思ってしまいました。
そこからは急展開でした。
移住フェスで運命の出会い
沖縄から帰ってくると、偶然にも翌週末に、沖縄県が主催の「沖縄へUIJターンしたいITエンジニアのための『沖縄IT移住フェス!』」というリアルイベントが銀座で開催されるという情報を妻が職場でもらってきました。
定期的に行われているこのイベントは、通常はオンラインでの開催なのですが、その時だけリアルイベントだったということもあり、わたしはエンジニアではありませんがひとまず行ってみることにしました。
行ってみると、沖縄の地元企業や、沖縄に支社がある企業など数十社がイベントに出展していました。エンジニア募集が大半でしたが、エンジニア以外の募集も一部出ていて、いろいろ話を聞いて回りました。
そのときに、とある地元企業の社長様と話をさせていただいて、「ビビっ!」ときたと言いますか、運命を感じてしまうような良縁があったのです。そこから話はどんどん進み、翌月には移住を決意しました。
波伝説の立ち上げから25年間、ずっと深く携わり続けてきましたので、断腸の思いではありましたが、自分の残りの人生をより良いものにするための賭けに出ることにしたのです。
これから始まる新しい挑戦
実は、恥ずかしながら45歳になって、転職というものを初めてします。これまで何となく求人情報を見たり、転職サイトに登録してみることはしたものの、今の環境が魅力的すぎて、不安やリスクを抱えてまで転職したいと思わせられることは一度もありませんでした。
今回の移住と転職は、自分の人生にとって大きな決断です。環境を変えることの不安もありましたが、それ以上に、新しい土地で新しい挑戦をすることへの期待感が勝りました。沖縄北部の美しい自然、温かい人々、そしてこれから出会うであろう未知の経験が、きっと私たち家族の人生を豊かにしてくれると信じています。
これからも、これまでの経験を活かしつつ、新しい環境で全力を尽くしたいと思っています。このコラムを読んでくださった方の中にも、「いつか何かを変えたい」と思いながら、一歩を踏み出せずにいる方がいらっしゃるかもしれません。そんな方に、私の経験が少しでも背中を押すきっかけになれば幸いです。