本当におきた怖〜いはなし ーー 子どもの廃課金を防止しよう|MINのウラナミVol.349

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MIN/社畜暦19年/サーフ事業局所属/小笠原父島出身(実は湘南茅ヶ崎うまれ)/波乗り歴は25年以上/サーフィンと海以外の趣味は、仮想通貨、ガジェット、アクアリウムで、社内ではいわゆるオタ寄りな存在(?)
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こんにちは。いい歳して、スマホゲームにちょいちょいハマってしまうMINです。ファイナル・ファンタジーなど懐かしいタイトルシリーズのゲームが出ると、基本無料ですのでついついアプリをダウンロードしてプレイに熱中してしまいます。『荒野行動』や『FORTNITE』などの流行りのタイトルは、3Dの映像についていてけなくてやっていません(恥)。

そんな、誰もが気軽にできるスマホゲームですが、基本無料でプレイできると言っても、多くの場合はガチャのためのポイント追加や、強化アイテム、アバターの着せ替えなどでゲーム内で課金する仕組みを実装されていて、「もっとやりたい」「強くなりたい」という思いから、私もついつい課金してしまうことがあります。
 
 
ところで、「廃課金」という言葉はご存知でしょうか。ゲームをやる人なら知らない人はいないかと思いますが、一ヶ月のうちに10万円以上、あるいは数十万円も使うことをいいます。

メディアではしばしば、子どもが親のクレジットカードで勝手に廃課金してしまい、のちに親の手元に高額の請求が届くという惨事を伝えられることがありますが、私の「知人の知人(=Mさん)」が実際にその惨事に遭ってしまったので、その時の経緯と、起きてしまった原因と対策について詳しく書いておこうと思います。
 
 

子どもが勝手に課金できてしまった経緯

Mさんは、家族でAppleのiPhoneを使っています。iPhoneには「ファミリー共有」という機能がありますが、これをきちんと理解していませんでした。

子どもとファミリー共有設定をしておくと、「承認と購入のリクエスト」という機能によって、子どもが自分のiPhoneにアプリをダウンロードしようとする際に、親のiPhoneに承諾を求める機能を使えるようになります。また、親のAppleIDに紐付けられた決済用のクレジットカードを子どものiPhoneでも使えるようになります。

ここが一つのポイントになります。

Mさんは過去に、当時小学3年生だった子どもが、多数のアプリをインストールしたいという要望に対して一つ一つ了承することが手間だったので、自分でインストールできるようにこの機能を一時的にOFFにしていました。

この時、この機能をOFFにすると、ダウンロードだけでなくアプリ内課金も自由にできるようになってしまうことをMさんはまだ理解していませんでした。また、一時的にOFFにしたつもりが、ONに戻すことを忘れてしまっていました。

それから1年以上の時が経ち、惨事は起きました。
 
 

Mさんが異変に気づいた背景

Mさんは、PayPayを使っていて、残高が減ると予め決められた金額を自動的にチャージする設定をしていたのですが、ある時、コンビニでの支払い時に残高不足で決済ができませんでした。その場でチャージしようとしたものの、チャージができませんでした。

「あれ?おかしいな」そう思ったMさんですが、この時はまだ、PayPay側や通信環境の問題かもしれないと、あまり気にしていませんでした。

翌日、スーパーで買い物をしたときに、クレジットカードを使おうとしたところエラーが出て支払いができませんでした。そのカードは、iPhoneの支払い用に設定していたカードです。この時、Mさんは初めて、自分のクレジットカードに問題が起きていることに気がつくのです。

 
 

アツプルドツトコムの利用がハンパない!!

Webでクレジットカードの利用状況を確認したところ、なんと、「来月以降の請求予定」の金額が約80万円になっていました。Mさんは「バグかな?」と思い、そのページを何度もリロードしました。けれども、その数字は変わりません。

何が起きているのかわからないまま詳しい利用明細を見ると、約10日間の間に11,000円や8,500円などの請求が合わせて百数十件もあり、「利用店名・商品名」がすべて『アツプルドツトコム』となっていました。

そうです。Mさんのクレジットカードは、AppStoreで上限額いっぱいまで使われていて、そのためPayPayのチャージやスーパーでのお支払いができなくなっていたのです。

始めは不正利用を疑い、クレジットカード会社に問い合わせたところ、「お子さまがアプリで課金されたということはありませんか?」と言われ、「まさか、うちの子に限って」と思ったものの、その場はいったん確認することになりました。

そして、子どものiPhoneから購入履歴を確認したところ、約80万円の課金がされていることが発覚しました。
 
 

本当におきる怖い話・その対策

このような事態が起きた時、おそらくすべての親御さんが「まさか、うちの子が」と思うことでしょう。

「うちの子にかぎって」

この気の緩みが、この事態のはじまりです。課金ゲームをやっていれば、誰もが課金したくなります。そうなるように作られていますから当然ですし、大人でも課金したい気持ちを我慢しきれずに課金してしまうわけですから、子どもならその感情を抑えきれなくなるのもまた当然と言えるでしょう。

ダメとわかっていても、一回だけ試してみたくなるのが子どもですし、その一回が親に気付かれなければもう一回やってしまうかもしれません。そして、数回繰り返しているうちに感覚が麻痺してしまい、制御ができなくなって何十回もやってしまう場合があるのです。

ですので、このような事態になることを確実に防ぐためには、精神的な制御だけでなく、物理的な制御が必要です。

iPhoneを家族でお使いの方には、防止策として以下の3つの対応をすることを強く推奨します。

①ファミリー共有を設定する
②「承認と購入のリクエスト」の機能をONにする
③念のため、アプリの支払い用のクレジットカードの限度額を最小限にしておく

①②が行われていればまず問題は起きませんが、Mさんのようについ②をOFFにしてしまったときのために、③を施しておけば損失は最小限に抑えられることでしょう。

恐らく、Androidにも似たようなサービスがあると思いますので、この記事をきっかけに気になられた方は調べてみていただければと思います。

なお、Mさんは、この惨事が発覚したあと、あの手この手で交渉し、全額を返金してもらえることになったそうです。

 
 
 
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