メメのウラナミ「船上で惚れ惚れした話」

メメ

メメ
プライベートは釣り(船メイン)と歌と馬をくるくる回しながら過ごしています。 釣りのメインフィールドは、東京湾。たまーに相模湾。ごくごく稀に外房。エサの小物釣りが多いです。 IT局所属。

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昨秋にサーフレジェンドに入社しました。普段さほど物書きをしないので、今回初めてのウラナミに非常に緊張しております。
ということで、温い目で見守っていただければと思います。よろしくお願いします。

自分が海に向かう目的はもっぱら釣りです。ちなみに写真は昨年末の釣行、出航前の茅ヶ崎港から見た朝焼けです。

釣りといえば、よく釣人たちに引き合いにされるこんな言葉があります。
「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。」
「三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。」
「八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。」
「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」
中国の古い諺ですが、この諺から言えば、もう自分の人生は幸せと約束されたようなものです(笑)
しかし、仕掛けトラブル、その日のパターンや潮が読めない、有効な誘いができてないetc…で、悔しい思いを繰り返しているのがほとんど。。。

達人、名人、あるいは変態(もちろん良い意味で)と言われ、常に竿頭(その船で今日イチバンの釣果を出した人)となる腕の良い釣師の方と、たまに同船させて頂く機会があります。
横目でチラチラと釣り姿を見させていただくのですが、大概その所作の美しさに惚れ惚れします。
なぜ所作が美しいのでしょうか。それは無駄な動きが削がれ、シンプルな動きだからかと。
誘いも、不要に上下させてしまっては、仕掛けが海中で不自然に動いてしまうのでしょうし、
船上で風に吹かれたラインは手前まつりの大原因になりますし。。。
また、特にキスやカワハギ、アジ、といった数を稼ぐ釣りでは、手返しが重要と言いますしね。
時会いのチャンスを逃さない為にも、海に仕掛けを下ろしている時間をいかに長くとるか。
研鑽(けんさん)の成果があの所作の美しさにつながるのだろうと勝手に推察しています。

プロダクト作りにも同じことが言えます。Appleを生み出した故ジョブスもシンプルさを追求したと聞きます。
趣味の釣りを通して感じたそんな経験も、色々な所に生かしていけたら良いなと思います。

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