このウラナミを書いている3月末。桜が咲き、眠気を誘う暖かさに包まれ、すっかり春を感じます。寒くて家にこもっていた方も、そろそろ海のレジャーが目に入り、お出かけされるようになっているのではないでしょうか。
船釣りにおいても、陸よりも海上は寒く感じるとはいえ、もう極寒期の装備を用意せずとも出向くことができるので、出かけやすくなります。ファミリーフィッシングにもちょうど良いですね。
春といえば、、、色々ありますが、今回は真鯛の話です。
真鯛は、季節により色々な呼び名が付けられています。
春(産卵前)→ 「桜鯛」「花見鯛」
春(産卵後)→ 「麦わら鯛」
秋 → 「紅葉鯛」
さすが魚の王様。日本の四季の色彩にまつわる名前が多いです。ただ、釣り人的には、春の真鯛といえば「乗っ込み真鯛」ですよね。
真鯛は3〜6月に産卵を行います。産卵に向けて比較的浅場の一定の場所に集まる現象を「乗っ込み」というそうです。
産卵前の真鯛は荒食いし、型も大きくなっているので、釣り上げられれば嬉しいことでしょう。
でしょう?
そうなのです。この乗っ込み真鯛。まだ、自分は釣り上げたことがありません。
昨年秋頃から何度か真鯛にはチャレンジしているので、この乗っ込みのシーズンになんとか一枚あげたいものだなぁ、と思いを馳せる春。
さぁ、どうなることやら・・・。
皆様にもどうぞ嬉しい海での出会いがありますように。