☆加藤のウラナミ『山陰~全九州出張報告 Vol.1』

☆加藤

☆加藤
会社の創業者兼代表です。 波乗りと海と雪山が大好きなサーファーです。 地球温暖化による悪影響は、アウトドアをフィールドにするサーファーや釣り人、またバックカントリーを楽しむパウダー愛好家にとっても、ここ10年は加速度的に環境が悪化していると思います。 我々は高精細な気象情報・海象情報を提供し、海を安全安心に過ごして頂けるサポート役でしたが、今後はもっと大きなテーマを考えねばならないと強く感じています。 微力ながら、年々悪化している豪雨、暴風、高波浪、洪水、高潮などに対して、事前に予報して災害による被害や事故を少しでも減らせるよう精進して参りたいと思います。 一方、初動負荷トレーニング®の指導提携施設を湘南辻堂と横浜東戸塚で運営していますが、気象と健康とで関わり方は異なるものの、地域住民の幸せづくりに貢献する仕事に変わりはありません。しかも日々会員さまのスマイルを直接見れることで、我々の方が逆に元気を頂ける素敵なお仕事に感謝しかありません。前期高齢者の自分が今もアクティブに活動できるのは初動負荷トレーニング®の賜物です。 個人的には、サーフトリップや雪山のコラムが多くなりますが、素晴らしい自然環境の恵みを享受する喜びを少しでも皆さまにお伝えできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

名称未設定のデザイン (1)

東京北九州フェリー船首にある展望ロビーから大海原を臨む雄大な景色に感動

11月中旬、創業30周年の感謝を伝えるための最終ミッションを果たすため、福井鳥居ヶ浜・難波江~京都八丁浜〜鳥取小沢見海岸〜福岡釣川・汐入川河口・波津漁港〜大口・二見ヶ浦〜野北・芥屋〜鹿児島江口浜〜宮崎子供の国・木崎浜〜日向金ヶ浜・小倉ヶ浜までのリポーターさんにご挨拶してきました。もちろん途中で波があれば短時間でも波乗りしながら…
なお、日程の関係でどうしても今年は行けなかったリポーターさまには、大変申し訳ありませんが後日必ずご挨拶させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

午前4時に湘南を出発し、昼過ぎには鳥居ヶ浜や難波江のサーフリポートをお願いしているペンション「くらはし」オーナーの倉橋さんに久しぶりにご挨拶できました。
今の倉橋さんは釣りに夢中で、15名くらいの釣り仲間とチームを作って競い合っているそうです。倉橋さんに手撮り動画の提供をお願いしましたが、フラットの時には大好きな釣りのことを話してもらってもまったく問題ないと伝えていますので、釣りも趣味な方はぜひフラットの時でも最後までお聞きください。

ペンション「くらはし」オーナーで鳥居浜と難波江を担当する倉橋さんは釣りも大好き

ペンション「くらはし」オーナーで鳥居浜と難波江を担当する倉橋さん
は釣りも大好き

夕方には京都府八丁浜に到着し、久しぶりに日本旅館「守源」さんの敷居をまたぎ、その夜はオーナーであり八丁浜の重鎮でもある守山さんと、主に朝イチの波情報を担当されている小坂さんと守源さんの中にある“Bar Poem”で飲み、守山さんと昔話に花を咲かせて気がつけば深夜0時を回っていたのでした。(笑)

八丁浜の重鎮で日本旅館「守源」オーナーでもある守山さん(中央)と朝イチ担当の小坂さん(その右上)

八丁浜の重鎮で日本旅館「守源」オーナーでもある守山さん(中央)と朝イチ担当の小坂さん(その右上)

今も守山節は健在でしたが、旅館内のある場所に飾ってあった、神さまジェリー・ロペス氏が削ったライトニングボルトの貴重な板や、ドナルド・タカヤマのハンドシェープのマニア羨望の板など、お宝探偵団に出したらいくらの値が付くのか興味が尽きないレアな板を見せていただき、とても感激してしまいました。
なぜか〇人のおもちゃの自動販売機もありましたが、昭和時代のレアで貴重な品物ですね。それにしても、守山さんは一体どこでこの自販機を取得してきたのでしょうか?笑笑

京都府八丁浜の美しい景色、翌朝は腹たまに胸までサイズアップしたから驚き

京都府八丁浜の美しい景色、翌朝は腹たまに胸までサイズアップしたから驚き

八丁浜近くにあって日本海を見渡せる丘の上に建つ「浅茂川(あさもがわ)温泉 静の里」大人600円

八丁浜近くにあって日本海を見渡せる丘の上に建つ「浅茂川(あさもがわ)温泉 静の里」大人600円

翌日も早朝に出発して、途中波の良かった鳥取の小沢見海岸の右側で我々3人だけで波乗りさせていただきました。我々だけでポイントを貸し切りにできるとは湘南では考えられないことです。

小沢見海岸はロケーションが美しいだけでなく、駐車場、トイレ、水シャワーも完備です。感謝!!!

小沢見海岸はロケーションが美しいだけでなく、駐車場、トイレ、水シャワーも完備です。感謝!!!

予定外ではありましたが、鳥取市の小沢見海岸まで来て、鳥取駅のすぐ近くにある初動負荷トレーニング®本部のワールドウィングエンタープライズ社にご挨拶しないのは大変申し訳ないので、急きょアポなしでしたが顔を出すことにしました。
開店して間もないというのに本部の施設には多くの市民がトレーニングされていて、きっと奥にある合宿専用のジムではトッププロや実業団の選手が熱心にトレーニングしていたはずです。
小山美智子取締役と松岡室長とは1年ぶりの再会でしたが、お二人ともお元気そうで何よりでした。
実は、弊社がワールドウィング(以下WW)事業に携わるための重要な最終面接官はこのお二人でした。
「私は初動負荷トレーニングを愛してしまいました。だから生涯浮気はしませんので、ぜひ湘南で我々にやらせてください」という私の熱き!?プレゼンテーションだけで口説き落としたことは伝説になっているかどうかは分かりませんが、とにかくパッションだけでお二人に承認していただいたことは今でも昨日のことのように良く覚えています。
あれから4年半が過ぎ、WW湘南は大繁盛店となり、今年7月には2店舗目をJR東戸塚駅近くに169坪の日本最大級の広さを誇る「WW東戸塚」として出店させて頂きました。
この出店の早さは私の周囲は大変驚いていましたが、私の頭の中では想定内でした。将来の夢は世界展開です。マジですよ~。(笑) 
だって波乗りをした前後にこのトレーニングをしないと、すでに67歳となった私の身体、とくに腰が持たないのです。「なんや自分のためかいな!!!」とチャチャが入りそうですが、自分が欲するサーフリポートを追求するために常に波伝説を高めてきましたし、自分が納得できる初動負荷トレーニング®の指導提携施設(ジム)を作って地域の皆さまの笑顔を少しでも増やしたいと考えています。
一般の方のパフォーマンス向上や可動域の柔軟性の向上のみならず、高齢者の健康維持はもちろんのこと、ケガでリハビリに苦しんでいるアスリーツや、先天的にハンディーを背負われている身障者の皆さまとそのご家族が少しでも本人の機能が回復して喜んでいただけたら、それはとても素晴らしいことじゃないですか。
それでも最近はWW湘南の利用者がとても増えて混雑してきたので、もっぱら私はWW東戸塚に通っているのは想定外のことですが…

その後は、一気に福岡まで中国自動車道を快調に走って、汐入川河口にほど近い「ホテルメルキュール福岡」に着いたのはもう日が暮れて真っ暗になってからでした。
その晩は、ダイヤルQ2時代から波情報をお願いしてきた元バンプスオーナーの松尾君と久しぶりに飲み、美味しい玄界灘の海鮮と本場九州の芋焼酎が美味しくて記憶が曖昧になるくらい楽しいひと時を過ごさせていただきました。

魚屋さんが営む居酒屋で飲みましたが、地元鐘崎産アナゴは刺身もいけるそう。どんな味なんだろう?

魚屋さんが営む居酒屋で飲みましたが、地元鐘崎産アナゴは刺身もいけるそう。どんな味なんだろう?

ちなみに松尾君のサーフリポートと手撮り動画は、社内の評価では日本一です。しかし、後述しますが手ごわいライバルが宮崎に現れました。詳しくはVol.2で。

日ごろ大変お世話になっているサーフリポーターさんと飲むお酒は、本当に心から美味しく、また幸せなひと時でもあります。
今では私のサーフチェックは鎌倉七里ガ浜の夜の更新をたまにするくらいですが、20年近く私も湘南のサーフリポーターを務めてきましたので、リポーターさんが毎日休むことなく続ける苦労が良く分かるが故に、一緒に飲むお酒が本当にありがたく、また美味しいのです。
全国のリポーターさんが毎日波情報を提供し続けてくださってきたからこそ、弊社は創業30周年を迎えることができました。
いまや世界中にある波情報(SURF REPORTS)の中で、独自の数値予報モデルを持ち、毎日信頼できる地元のリポーターさんがサーフチェックしてテキストを入力し、さらには手撮り動画とライブカメラ映像を提供している波情報サービスは(一部は未実施)、世界中で我が社の「Catch The Wave.波伝説」だけであり、手前味噌ながらクオリティーでは世界No.1であると自負しています。
重ねて全国のサーフリポーターの皆さまと社員スタッフに心から感謝申し上げます。

翌朝に汐入川河口で波乗りさせていただきましたが、その後にかつて波情報を提供をしていた「さつき松原」というポイントを視察しました。
そのポイント名は私も記憶があるのですが、当時は地形が深くなり、またテトラも入ってしまって海に入るサーファーもほとんど居なくなったために仕方なく波情報の提供を諦めたポイントでした。
しかし、今では綺麗な公園・駐車場・トイレが整備されて、海も徐々に砂が付いてきてサーフィンが可能となり、最近では少しずつサーファーが増えてきているとのことでした。よって近々波情報を復活させて手撮り動画も始める予定です。つづく。

汐入川、波津漁港、釣川河口に加えて「さつき松原」が復活、担当は全国リポーターNo.1の松尾君(右から2人目)

汐入川、波津漁港、釣川河口に加えて「さつき松原」が復活、担当は全国リポーターNo.1の松尾君(右から2人目)

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