クラゲの季節になってまいりました・・・(涙)
いろいろな人から「今年はクラゲが出るのが早い」と聞きます。確かに、一般的にはお盆を過ぎた頃と言いますよね。今年は水温が上がるのが早いのか、黒潮の蛇行に関係があるのか、真実はクラゲのみぞ知る、と言ったところでしょうか。
このウラナミを書いている前日(5/22)、辻堂海岸にてカツオノエボシが浜に上げられていました。
知らせを聞き、確認したところこの通りです。

周りを見渡せば、サーフィンを楽しまれている方も、海遊びをするお子様もいらっしゃる。みなさま気を配っていらしたようで、その時は何も起きていませんでしたが、間違っても触らないよう、お気をつけください。
参考までに、鎌倉市から2018/5/11に掲示されたカツオノエボシの漂着に関する記事をリンクします。
鎌倉市/カツオノエボシの漂着について
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さて、今回のウラナミは、カツオノエボシではなく、アカクラゲのお話です。
釣りをしていて仕掛けを上げた時に、赤褐色のドロっとしたものが付いていたら、、、これはアカクラゲと言います。
特に東京湾の釣りでは相当数お目にかかるので困らされます。
海面付近からその姿を確認できることもあれば、海中で漂っていることも。
触手に刺胞毒を持っているので、触るとピリピリします。もし触ってしまった場合は、すぐに海水で洗い流してください。また、触ってしまった手で、眼や唇などデリケートな箇所に触れると大変なことになるそうなので、絶対に触ってはいけません。
このアカクラゲ、人間にも毒ですが、魚にとっても毒なので、仕掛け等に少しでも付いてると、釣れなくなります(T T)
なのでこの季節、釣り人は釣りだけではなくアカクラゲとの戦いも必至になります。
以前夜アナゴ船に乗った時の話ですが、ポイントの海面はまるでアカクラゲの絨毯、、、「はい、やってみてー」との声に深いため息をつきながら仕掛けを投入したことがありました。(もちろん、その後は入れ替えの度にアカクラゲとの大格闘)
自分のオススメは、ウエットティッシュを常に携帯しておき、これでアカクラゲを取り除くことです。
タオルでも良いですが、針が繊維に引っかかってしまうし、アカクラゲが付いてしまった後、他用途に使うのは厳しいと思います。
アカクラゲがいやでこの時期の釣りにモチベーションを保てなくなる話も良く聞きますが、うまく対処して、海を楽しみたいものです。