よく、スーパーで筍を見かけるようになりました。
故郷に山がある友人から蕗のとうとこごみを頂きました。
すっかり春の味覚が出回っています。でも、このウラナミが載る頃にはもう過ぎ去っているかもしれません。
そのくらいすぐに過ぎ去ってしまう春野菜の旬。子供の頃には全く興味のなかった食べ物でしたが、今や大好物になっていて毎年本当に楽しみにしています。
筍は、アク抜きが面倒なイメージがあって、出来合いの物を食べるだけだったのですが、
時間はかかれど大したことをせず安価で食べれるのでオススメです。
スーパーには「筍」としか書いていませんが、種類も複数あるということで、興味をもち、少し調べてみました。
まず、筍は約70種類ほどありますが、そのうち食用できるものは一部で、代表的なものが下記の通りになります。
種類 | 分類 | 旬 | 主な産地 |
---|---|---|---|
孟宗竹(もうそうちく) | イネ科タケ亜科マダケ属モウソウチク | 3月〜5月中旬 | 九州、関西、関東 |
淡竹(はちく) | イネ科タケ亜科マダケ属クロチク種ハチク | 4月中旬〜5月 | 九州、関西 |
真竹(まだけ) | イネ科タケ亜科マダケ属マダケ | 5月〜6月中旬 | 九州、関西 |
根曲り竹・姫竹(ねまがりたけ・ひめたけ) | イネ科タケ亜科ササ属チシマザサ | 5月中旬〜6月 | 山陰、信越、東北、北海道 |
四方竹(しほうちく) | イネ科タケ亜科シホウチク属シホウチク.T | 9月下旬〜11月上旬 | 東北以南 |
最も多く流通しているのが、孟宗竹(もうそうちく)ということなので、いわゆる春の味覚「筍」と買い求めたのはおそらくこれということですね。
3月に九州産が出始め、関西、関東へと旬が北上してくるのが「筍前線」とも呼ばれているそうです。
根曲り竹は、姫竹の名称で知っていました。確か、実物ではなく加工品で見たことがあったような。
上にはあげてないですが、鹿児島県三島村産は”キセキのたけのこ”と呼ばれる「大名たけのこ」というものもあるらしいです。是非、一度食べてみたい。
こうみると、種類により旬の時期もさまざま。旬の時期に旬のモノを食べるには、これを意識してアンテナを張っている必要がありそうです!