☆加藤のウラナミ『浮世離れ』

☆加藤

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会社の創業者兼代表です。 波乗りと海と雪山が大好きなサーファーです。 地球温暖化による悪影響は、アウトドアをフィールドにするサーファーや釣り人、またバックカントリーを楽しむパウダー愛好家にとっても、ここ10年は加速度的に環境が悪化していると思います。 我々は高精細な気象情報・海象情報を提供し、海を安全安心に過ごして頂けるサポート役でしたが、今後はもっと大きなテーマを考えねばならないと強く感じています。 微力ながら、年々悪化している豪雨、暴風、高波浪、洪水、高潮などに対して、事前に予報して災害による被害や事故を少しでも減らせるよう精進して参りたいと思います。 一方、初動負荷トレーニング®の指導提携施設を湘南辻堂と横浜東戸塚で運営していますが、気象と健康とで関わり方は異なるものの、地域住民の幸せづくりに貢献する仕事に変わりはありません。しかも日々会員さまのスマイルを直接見れることで、我々の方が逆に元気を頂ける素敵なお仕事に感謝しかありません。前期高齢者の自分が今もアクティブに活動できるのは初動負荷トレーニング®の賜物です。 個人的には、サーフトリップや雪山のコラムが多くなりますが、素晴らしい自然環境の恵みを享受する喜びを少しでも皆さまにお伝えできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

2019岡本さんらと八甲田で記念撮影

サーフィン&スノーボード界の浮世離れされたレジェンドを囲む記念撮影(八甲田山)

私の周りには、浮世離れした魅力的な人が多いように感じます。

一般的に浮世離れとは、世間からかけ離れた言動や行動を指し、マイペースを通す人のことを云うようです。また、浮世(うきよ)とは「憂き世」とも書くので、仕事や生活に追われている苦しい日常から離れる意味も含まれているようです。

8月初旬にインドネシアへ旅立つ二週間前の、7月下旬の出来事です。

フランスのビアリッツで開かれるサーフライダーファンデーション(SFJ)の「プラごみ問題の国際会議」に出席しないかとお誘いを受けました。しかし、出発はインドネシアから帰国した4日後のことです。

普通ならば行けないところですが、先のG20大阪サミットでも議題に上がったプラごみ問題であり、ようやく日本でもストローを紙製に替えたり、レジ袋を有料化にしたりと改善が見られてきたので、最先端の動きや今後の方向性が知りたくて参加することにしました。

もちろん、ビアリッツなどの波を初グライドしたい気持ちも“ありあり”です。(^_-)-☆

社内に、「申し訳ないが、インドネシアから帰国した4日後にフランスに行かせて欲し~い」と懇願した直後に、「フランスからの帰国便が混んでいてエアチケットが取れないので、さらに日程を4日間延ばしても良いか」と連絡が入りました。

ビアリッツの国際会議への参加者の一人は、SFJのアンバサダーを務める元プロサーファーの高貫佑馬君で、初めてフランスなどに行くので、9月まで滞在してゆっくりと周辺をサーフトリップしてきたいと考えていたそうなので、チケットの入手は全く問題ありませんでした。

あとの参加者の2人は、SFJ代表で不動産会社の社長N君と、同事務局で外資系金融機関に務める会社員Aさんです。急に旅行日程を8日間から12日間に延ばすことは、普通の社会人ならば厳しいはずですが、あっさりと二人ともOKでした。

しかもN社長は、仏に行く4日前にインドネシアから私と共に帰国するので、8月は31日間のうち24日間も海外にいて、会社をほとんど留守にするのです。

インターネット回線が満足でなかった20年前ならば、到底許されなかったことでしょうが、今ではインターネットさえ繋がっていれば、世界中どこでも無料電話やメール、そしてSNSで意思疎通が図れて仕事もできるので、ありがたい限りです。

来春私は、初動負荷トレーニングのトレーナー資格を取得するために、鳥取本部での三か月間以上の研修に参加します。厳しい研修となるので、その間のサーフィンは諦めますが、この40年間では一度もなかったことです。
そこまでする自分も、きっと浮世離れしているのでしょうね。

個人差があるとは思いますが、人生でハマるほど夢中になることに出会うか否か、何を大切に人生を歩むのか否か、そこが浮世離れした人になるのか否かの分かれ道になるのだと私は思います。

自分で言うのも変ですが、浮世離れした人って人間的に面白いと思いませんか?

共通するのは、つねに明るく、飛んでもない失敗例であっても冗談で笑い飛ばしてしまう器の大きさがあり、年齢に関係なく魅力的な方々ですよね。
そんな浮世離れした魅力的な皆さまと、これからも元気に楽しい人生を歩んでいければと願っております。“浮世離れ”、バンザ~イ!? (了)

レジェンドはもちろんのこと、浮世離れした多くの方々とアチェでの記念撮影

レジェンドはもちろんのこと、浮世離れされた方々とのアチェでの記念撮影

 

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