藤井義彦氏の著書「瞑想人間力」
皆さま、お元気でしょうか?
最近私の友人・知人の中に、扁桃腺を腫らして40℃近い高熱を出してダウンしている人が少なくありませんが、皆さまにおかれましては元気にサーフィンされていますでしょうか?
個人的な話で恐縮ですが、ここ10年以内で熱を出して体調を崩して仕事を休んだのは、一昨年にコロナウィルスと肺炎を併発した時と、G-Landから帰国して原因不明の高熱※を出してダウンした時の2回だけだと思います。
※検査してもらったもののマラリアでもデング熱でもなかったのですが、かなりの倦怠感だったので、怪しい蚊が媒介した病気だったように感じています。
小学3年生までは1日も学校を休まなかった自分ですが、毎日欠かさず昼休みに校庭でドッチボールを楽しんでいたものの、その日は何か乗り気がせず教室に一人残っていたところ、担任の女性の先生が「あら、加藤君らしくないわね~。早く校庭で遊んでらっしゃい」と言われたものだから、「は~い、分かりました~」と無邪気な道夫少年は素直に従ってドッチボールにいそしんだのでした。
結果は、汗をびっしょりかいて、その晩に高熱を出して翌日は病欠しなければならなくなったのでした。(涙)
先生からは「私があんなことを言わなければ、きっと小学校を無欠席で卒業できたかもしれないから本当に御免なさいね」と言われましたが、むしろ学校を休んで寝ていられることを喜んでいました。笑笑
当時私が住んでいた家は、長屋※ながら新築の警察寮でした。
親父が警察官で、6畳と3畳の2Kのウサギ小屋とアメリカに揶揄された典型的な狭い住まいでしたが、小学3年生の自分にとっては狭く感じたことは一度もありませんでした。
※今ではすっかり見かけなくなった長屋の建物ですが、1960年代の住宅は高層住宅の建築技術が確立されていなかったためか、平屋か2階建ての長屋がとても多かった印象です。
それでも新築された長屋には、薪で沸かすお風呂が備わり、それまでは銭湯に通っていたので母親らにとても喜ばれたと後から聞きました。
しかし、一人家の中で寝ていても、午後になると同じ長屋に住む同年代の幼馴染がはしゃぎながら“缶蹴り”に興じる楽しそうな笑い声が聞こえてきて、自分だけ一緒に遊べないのがとても悔しく、また悲しく感じたことを良く覚えています。
その後も何度か風邪をひいたとは思いますが会社を休むことはなく、基本的に身体は丈夫な方だと思います。
いま扁桃腺炎やリンパ腺が腫れて高熱で苦しんでいる方は、きっと医師から処方された抗生物質などの薬を飲まれていると思いますが、いずれ必ず回復するので、海の神さまから「いまはしっかりと身体を休ませなさい」と言われているのかもしれないので、仕事などの悩みは一旦忘れて静養に専念するのが良いと思います。ただし、その後に問題となっても責任は取れませんが…笑笑 つづく。