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「気流調整の治療」
最終日のHTは、3to4たまに5feet、◎のExellent Conditionとなりました。
この日はショルダー側に入ってくるホレホレのセットがバレルとなり、十数人のサーファーのうちの多くのサーファーが、ショルダー側の4feet以上のセットの波を狙っていました。
最終日のサーフィンではありましたが、混雑しているショルダー側のセットを取るのは至難の業だと判断した私は、少し奥のポジションで待つ作戦に切り替えました。そこは、かなりセット間隔は待たされるものの、たま~に奥から割れ始めてきれいに巻いてインサイドまでつなげられるGood Waveが入ってくることを確認していたからです。
それまで8日間連続でサーフィンしまくっていたために、私の腰は悲鳴を上げていました。休憩中で申し訳なかったのですが、今回も参加されていた湘南で気流調整など気の治療で著名なK先生にすがる思いで診て頂きました。
早速K先生が触診したところ、背中側の脊柱管の部分よりも、胸側のお腹の一部に長年の食事などの影響で悪い気が固まっている場所があると指摘されました。確かに先生にその部分を触られると、痛い凝りがある場所が確認できました。今まで内科や健康診断時を含めて、医師にお腹を触られてそのような凝りを感じたことはなかったのですが、先生に触られるとマジで痛いのにはびっくりしてしまいました。
元凶が分かったため、K先生に凝りの場所を丁寧にほぐして治療してもらったところ、すっかり腰や体調が良くなり、最後のHTのリベンジに賭ける勇気と身体が蘇ってきたのでした。本当に不思議なくらい腰の調子が良くなり、とても貴重な体験でした。
もしもK先生に診てもらいたい方は、「モノレール江の島治療院」のサイトを参照されてください。
また、湘南で健康保険や交通事故による保険を使った治療をされたい方には、多くのプロサーファーをはじめ私も毎週利用している「つじロコ治療院」をお勧めいたします。
「ラストライドの奇跡」
そんな最終ラウンドで奇跡が起きたのでした。ちょうどレベルの高いサーファーがショルダー側に移り、奥には私しかいないシチュエーションでした。そこに奥から狙っていた5feetのセットが入ってきたのです。K先生の施術の効果もあって、身体はスムーズに動き、心の焦りやビビりもまったくなく、す~っとテイクオフのためのパドリングをめくれあがるセットの波に合わせることができました。
セットの波のサイズは大きかったはずですが、スムーズに素早くテイクオフできたので、掘れてくる前に波の全容を掴むことができました。
バレルを狙える技量もない自分は、マニューバーを描こうとその波に対するライディングプランを一瞬で決めることができ、ショルダーにいるサーファーが注目する中、ボトムターンからトップに上がって、まずは1発フルレールでトップターンを決め、ボトムに降りつつ深いボトムターンでスピードをつけて、インサイドの美味(おい)しいショルダーに全体重をかけて思い切り当て込むことがてきたのでした。
『やったぜ~!!!』
手前味噌で大変恐縮ですが、この瞬間に、それまでの、もやもや感、迷い、悔しさ、すべてがすっ飛んだのを今でもよく覚えています。つづく。
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