
2025年、二度目の大ケガの後でもこのターンができたのは初動負荷トレーニングのお陰です。
波伝説ユーザーの皆さま、新年明けましておめでとうございます。
早速ですが年末の12月7日~18日の期間で、インドネシアスンバワ島レイキーポイント近くに位置する「HAPPY HOME」内にある『Namiden House』を拠点にサーフトリップしてきました。
ご一緒したのは、新潟県五十嵐浜で長年サーフリポートをご提供して頂いているワークスの広田さんと、ワールドウィング湘南の会員さまでもあり、たまたまジム内でお声掛けしたら速攻で参加希望された青木さんのお二人です。
(2025年二度目の大ケガと緊急帰国)
以前のウラナミでご紹介したとおり、昨年5月12日にインドネシア某島のホテルで、朝起きて床に落ちていた紙切れを拾おうとしたら、腰にズキ~ンと激痛が走って酷いギックリ腰となり、一人仲間と別れて旅の途中で車椅子(wheel chair)で緊急帰国しました。
そして、リベンジとなるはずだった11月8日のスンバワ島でも(波伝ハウス滞在)、それほど大きくもない頭半サイズのナンガスのセットにドルフィンスルーをしたら、板が手からスポッと後方に抜けて、波に揉まれている最中にサーフボードのおそらくセンターフィンが左太ももに激しく突き刺さり、パックリと傷口が開いて内と外を合計で48針縫う大ケガを負ってしまいました。
現地の診療所でオペした際の消毒が完全では無かったようで、帰国後に化膿して地元の病院に入院して点滴治療することになりました。発展途上国は、インフラ、特に下水道が整備されていないことが多いため、海中には大腸菌、破傷風菌など多くの雑菌が含まれているため、往々にして帰国後に患部が腫れて化膿してくることがあります。
帰国して早めに茅ヶ崎の病院に入院し、採血検査をしつつ消毒と抗生物質による点滴投与によって幸いにも回復に向かいましたが、あのままインドネシアに残っていたら…
なお、前回の酷いぎっくり腰の際に、最近クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険の適用基準が厳しくなり、クレカを使って旅費の支払いをしていることと、現地での通院治療だけでは保険適用にはならず、入院して治療していないと保険が下りないことを確認していたので、今回はクレカ付帯の保険とは別にネットで掛け捨ての海外旅行傷害保険に加入していたことが不幸中の幸いとなりました。
また、海外旅行傷害保険などでは、バイクや自動車などに乗車中のケガの場合は適用外となり、自転車や歩行中のみ支給対象となりますので、皆さまもお気を付けください。
また、帰国後の保険金請求に備えて現地でChatGPTに、太ももの大けがにより歩くのもままならず、狭いエコノミーシートでは足を畳んで下ろし続けるのは苦しいのでフルフラットになるビジネスクラスでの移動を薦める旨が書かれた診断書を英訳してもらい診療所の医師にサインをしてもらっていたので、結果的に保険金請求はスムーズに承認されました。
(レイキー最高!!!)
2025年は2回続けてインドネシアでのトリップ中に大ケガをして、しかも11月8日に太ももの大ケガをした一か月後の12月7日成田出発のスンバワへのサーフトリップは、普通はキャンセルすると思いますが、リハビリの経過を2倍早めると医学的にも自分の経験的にも証明されている初動負荷トレーニング®を続けたお蔭で、知り合いの整形外科の先生による出発一週間前の診察でお許しを頂き、ギリギリで行くことができたのでした。
ただし、48針縫ったフィンによるトラウマが若干あったので、今回のフィンはPROTECH製ソフトフィンを購入して付けることにしました。
今回のレイキーピークは、セット胸肩、ごくたまに頭~頭半サイズと、日本にいれば年に数回あるかないかの小さめの台風スウェルくらいで、リハビリ中のグランパサーファーにはちょうど良いサイズ・楽しいコンディションとなりました。
何よりもそれほど混雑しておらず(混雑していた時でも15人くらいで空いている時は数人のみ)、リラックスして周りのサーファーと波をシェアしながらエンジョイすることができたのがとても有意義でした。
私のホームポイントの七里ガ浜正面でも、朝イチなどは数人で波をシェアすることがありますが、そういった時間はサーフィンそのものよりも楽しかったりもしますので、波をシェアしながら仲良くサーフィンするというのはハワイでサーフィンが誕生したころからのSURFINGのDNAであり、本来サーファーたるもの、そうあらねばと心から思います。
今回はオヤジサーファーにとって楽し過ぎる波だったので、今年12月も再び3人で行くことが即決定したほどです。笑笑
(格安航空の就航)
一つ12月に入って良い情報が飛び込んできました。
これまでバリ島デンパサール空港(DPS) ⇔ スンバワ島ビマ空港(BMU)まではWing AirというLCCが直行便(プロペラ機)で飛んでいましたが、突然12月から廃便となり、代わりは同じWing Airのロンボク経由便しか無くなりました。
問題は1時間以上余計に時間がかかるだけでなく、DPS⇔ロンボク島⇔BMUと2区間飛ぶのでチケット代が割高になる上に、ボード・荷物チャージも2区間、つまり倍の料金がかかってしまうことでした。サーフボード1本に付きボードチャージが100万ルピア(約1万円)なので、2本入ったボードケースならば、往復200万ルピア×2区間×往復=800万ルピア(約8万円)とチケット代よりも高くなってしまいました。
そんな愕然とするほどの中で、12月15日に新たに就航した「Truns Nusa航空」(LCC)は、客室と荷物室が広いジェット機である上に、片道のチケット代が9000円以下の安さに加えて、ボードチャージは1本ではなく何と1ケース片道2000円と格安なのです。
最新の運行状況でも欠航や遅延はなく、実際に使ったサーファーの感想もとても快適で良かったということでした。
しかもフライト時刻が、DPS 09:35発→BMU 10:35着なので、波伝ハウスに着いた午後から1~2ラウンド海に入れるし、帰りもBMUが11:00発なので、以前のように早朝の午前3時半に出発することも無くなり、DPSに12:10に着きます。
就航日は週に4日(月・水・金・日)になりますが、間違いなくこれからスンバワに渡るサーファーは増えて人気スポットとなるはずです。本当はサーフボードを「HAPPY HOME」に置いている私などは、ポイントが空いている方が嬉しいのですが、仲間やお客さまが気軽に来られないのも困るので痛し痒しといったところです。
(60日間滞在可能なC1観光ビザ)
あとほとんどの皆さまが一カ月間を超えるようなインドネシアへの滞在はないとは思いますが、昨年から観光ビザのC1(旧B211A)が最長60日間まで滞在可能となりました。コロナ禍の中で実務的にC1が導入されていたそうですが、今ではオンライン申請でC1観光ビザが60日間滞在可能となっています。
海外旅行の支出の中で一番負担に思うのが航空券代なので、今年中には一カ月間以上のスンバワへの滞在を検討しています。
このウラナミが掲載される頃には、私は北海道旭川を拠点としたアパートに一カ月間以上のスノボー合宿に入っていますので、今年は湘南にいる期間と湘南にいない期間がほぼ拮抗するかもしれません。体力と気力が持てばの話ですが、ケガに悩まされた昨年とは打って変わって、とても楽しみな年になればと願っています。
(無事これ名馬)
先月68歳になり、あと何年まともなサーフトリップ、スノボートリップができるか分からないので、悔いのない人生を完結するためにも、ろうそくの最後の炎のようにチャレンジしたいと考えています。
そのためには昨年の反省を踏まえて、事故防止・安全第一の無事これ名馬を目指します。
2026年、皆さまにおかれましても、事故・ケガが無く、充実したサーフィンライフを送られることを心からお祈り申し上げます。
本年も“Catch The Wave 波伝説”を、どうぞよろしくお願いいたします。(了)









