8月が終わって数日が過ぎたある朝チェックでの出来事です。
早番番長の私VAGYは早朝のチェックがほとんどで、シフトを組んでいるヤツにカメハメハ波を食らわし消し炭にしてやりたいのですが、シフトを組んでいるのは僕でした(猛爆)。
そんな早朝(というよりも夜中)午前3時の水族館前でチェックをしていると、浜辺に降りる階段(通称ひな壇)の所に女性物のバックがありました。置いてあるのか落ちているのか・・・でも横にはゴミが置いてあるので落ちているのかな?と思いました。
チェックをしつつ、波情報の入力を終えても誰も現れませんし声すらしません。これはどなたかの忘れ物か?と思い、バックを見た一瞬の記憶をたどってみると、財布か何かはわからないものの、何かしっかりと物が入っていたように思えました。
さらに周囲を注意深く観察したものの人の気配はなし。
ビビりながら、まるで爆発物でも見るかのように若干距離をとって置いてあるものをよーく観察。
観察の結果、どう見てもハンドバックでした(猛爆)
僕は目があまり良くなく、暗い場所だとさらによく見えません。俗にいう、これが鳥目というやつでしょうか?なので、周囲をキョロキョロと観察し、花火をしている人がいないか、浜辺でイチャイチャしているうらやましいヤツはいないか?などを観察していたのですが、やっぱり人影は見あたりません。
チェック中に数々の落し物を届けたことのある、少しでも人によく思われたいVAGYさんですから、ここはまた出番かとしゃしゃり出る準備をしようかとしたその時、近くのトイレから仲良く話しながら出てくるカップルが!
しかし、僕はといえば完全に置いてあるものを狙っている不審者の図。VAGYさんピンチ!ピンチVAGYさん!
先に近づいてくる女子に、サーフィン中にビーサンを片瀬周辺のジプシーによく盗まれた経験から、こんな言葉を発したのでした。
『この辺は怪しいオジサンが多いから、荷物は置きっぱなしにしないほうがいいよ・・・持って行かれちゃうから・・・・』
ていうか君が一番怪しいオジサンだけどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!しかも彼氏も、いや、一番怪しいオジサンお前だから!っていう目で見ているからぁぁぁぁぁぁぁぁ!そしてそんな蔑(さげす)んだ目で見ないでェェェェェェ!
と、光の速さで自分にツッコンではみましたが、ここはやり切る勇気も必要だなと思い、彼氏風の方とは目も合わせずに、胸を張り堂々とその場を立ち去りましたが、去り際に女の子から『すいません!ありがとうございます!』という優しい言葉が一番グッサリと刺さってキツかったです。
車に戻ると、なんであんなこと言っちゃったんだろうと反省しつつも、やっぱりお前が一番怪しいよ!と、逆に笑いが止まりませんでした。
秋になったとはいえ、まだまだ暑い日が続きますが、みなさんも思わぬことから不審者に勘違いされてしまわぬようご注意くださいませ。