『居酒屋VAGY ピンチはチャンスになりうるがその逆はあまりない』

VAGY

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VAGY:波伝説twitter(https://twitter.com/namidensetu)を担当しています。 好きな言葉は『三度のメシよりメシが好き!』です。 愛読書は週間少年◯ャンプです。 

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ゴールデンウィーク二日目、翌日の仕事で行動を共にすることができない自分一人が家に取り残され、急に独身状態を満喫することに・・・。

こうなるとすることは限られている。それは好き勝手すること!それは行動のみならず、その日に食べる物全てにおいて制約をかけず、全てにおいて自由に行動することです。

こういった場合、僕にとっては行動範囲を広めるために車の存在が必須なのですが、今回は奥さんが車で行動するということなので、自分の行動エリアはバイク・自転車で行動できる範囲に限られる事になりますが、釣りかサーフィンしかしないので今回はそれで十分でした。

ザックリと説明するとこの日のプランは以下の行程でした。

午後1時〜2時・・・夕飯の買い出し
午後2時〜3時・・・録画したものを出来る限り消化
午後4時〜5時・・・釣りに行くための準備
午後5時以降・・・潮が動くので釣れる限り釣る

まあ、感の良い人は見て解るように、釣りに行くことがメインとして組み立てられた予定なんですね(猛爆)。簡単な話、サーフィンと同様に釣りでも潮が動く時間帯というのはかなり重要であるので、そこに合わせて行動すると言うことが結果を出すことにつながるんですね。

いつもは子供を寝かせてからとか、諸事情を考えると良い時間に釣行をするチャンスは中々ないので、こういう時はそこを軸に行動するようにしています。

夕飯の買い出しなどを早々に終え、近所の釣り場に向かいます。日もだいぶ長くなったので、夕暮れが遅く、夏が近づいていることを実感できる良い季節です。

自分が狙っている鱸(スズキ)という魚は昼間にも釣れますが、夜の方が活発に行動するため、釣行はいつも夜に限られています。

しかし、釣りバカになるには昼でも釣れる人にならないといけないと言う考えと、自分のステップアップにもつながるので、最近は昼でもしっかりと考えをもって望んでいます。

今年の目標は『昼間に鱸を釣る!』これに限ります!そう考えを心に決めて先日釣りに行ったのですが、釣れたのはマゴチでした(猛爆)。開始して10分以内の結果だったので、釣りを終えて帰るおじさんにあげましたけど。

IMG_0313 2  その時のマゴチ先輩

話を戻します。現場に着くと、先行者に自分同様のルアーマンが2名、フカセ釣りの方が1名楽しまれておりました。

自分も邪魔にならない場所で遊んでいると、この日もやはり開始10分くらいで反応が!ジーっとなるドラグ音(リールから糸が出る音)、かと思うとすぐにバレたようで不発に・・・。

そこからさらに日が傾き夕暮れ時へ・・・すると、なにやら家族が近づいてきます。しかもこれからここでBBQでもしそうな大荷物。はて?

状況から察するに、久しぶりの祖母の家へ帰省した家族連れで、おじいちゃんも久しぶりだからっていうんで孫のために張り切って投網を出してきたといったご様子で、孫といっても大学生くらいの大きめのお孫さんでした。

通常、釣りをしている先行者がいる場合、その方たちにご迷惑とならないようにするのがマナーです。釣りをする上で魚の警戒心を上げるような諸々の行為にはかなり気を使いますし、釣りをしている方の横で投網をするなんて考えられません。

が、そこは背景も考えるVAGYさん。ルールやらマナーのことも書きましたが、久しぶりの家族行事で団結している姿を邪魔する権利もないなと言うことで、おとなしくしていました。家族で力を合わせて何かに取り組むなんて、なんかステキやん!的な。

この日の釣果は期待できないと判断し、途中からキャストの練習やルアーの動きや深度を調整しながら確かめていく完全な練習と割り切ることに・・・。

一旦は投網家族から少し離れはしたものの、投網をしている場所がこの日の釣れスポットなので、その場所へ戻ることに。

しかし、場所を変えても、となりで煌々とライトを点灯し、網を投げ続け、挙句拾ってきた尋常じゃないくらい長い木で海底を突くなどやりたい放題。

でも自分もそろそろクロージング作業に入ろうと、ルアーを変えていつもの帰る前のルーティーンワークへ。

ドン!

ジィィィィィー!!!

明らかな反応。走る糸、鳴り響くドラグ音、ギンギンにキレイなカーブを描いてしなるロッド・・・デカイぞこれw

そこから格闘すること10分以上・・・なかなか近くまで寄せられません。そしてさらに走る!

しかも魚が走った先にはあの家族達の方向!お孫さんが海底を突いている大きな木に、自分の糸が擦れる感触が!魚も暴れます!このままではラインブレイクの可能性があるのでたまらず叫ぶVAGYさん。

少しの間だけ木でゴツゴツするの止めてください!糸が切れてしまうんで!

あまりに鬼気迫った表情だったからか、全ての行動を取りやめて体育座りに変わった御一行。すみませんでした。
そこから約20分ほど経過し、魚を無事寄せる事に成功!結果は巨大なアカエイでした(猛爆)。

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上げられななかったので画像はイメージです

 

自分の使っている網の直径は80cmもあるので、まずランディングができないということはないサイズですが、このエイさんヒレを折りたたんでもボディだけの大きさでも1mを超えていたのでランディングは物理的に厳しく、泣く泣く糸を切ることに・・・。釣り人たるもの、魚の口元にはルアーを残すまいという考えがあるので、エイさんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。

色々と反省すべき点は多いですが、あのサイズの魚を冷静に寄せれたことに、自分でも少しは成長したのかと考えております。でも針だけでもとって上げたかったかなと・・・。

皆様はどんな連休をお過ごしになられたでしょうか?

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