上田純子のウラナミ『西の波!』

上田純子

上田純子
上田純子:JPSAショート・ロングのプロであるじゅんじゅんこと、上田純子。★主な戦歴:2000年全日本サーフィン選手権大会4位、2000年東日本サーフィン選手権大会準優勝、2003年全日本サーフィン選手権大会優勝、2005年6月バリ、ウルワツでプロ転向。

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みなさん、こんにちは~!お元気ですか?

湘南エリアでは、12月に入ってから西の波が続き、年末年始は遊べるサイズが続きました。

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冬型の気圧配置になると、東海沖を中心に西風が強く吹き続き、バラけたうねりながら沿岸付近の風の影響が弱いままで遊べる日もありましたが、西寄りの風が強まった日もあったりしました。
ただし、朝・夕はオフショア(北寄りの風)→日中だけ西寄りの風となるパターンなどもあります。

そして、東うねりはワイドな波質が中心ですが、西の波は切れて形の良い波が多いです。

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なお、冬型の気圧配置だからといって、そこまでサイズアップしない時もあります。

まずは、御前崎・石廊崎付近の風の吹き方はこまめにチェック。そして、伊豆大島付近は必ずチェックします。

大島沖が南西~西風が強いと湘南エリアでは波が上がりやすいですが、北東~東風が強まるとうねりが入りづらい時があります。

そして西風と北東~東風がぶつかって南うねりのような感じで反応することがあるのです。不思議だらけです。

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また、潮回りで1~2サイズ変わる時が多く、潮の満ち込みや引きに向かう時間帯などを中心にコンディションが上向くことがあります。

あとは、冬型の気圧配置が徐々に緩み、数値予報でも風が弱まる予想となっていても、何日か西風が沖合を強く吹き続けた後はサイズをキープしたり、潮回りによっては再びサイズアップすることもあるのです。

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なんだか、予想が難しい西の波に振り回されたりしているような気がしますが、波が続くだけありがたいと思っております。

 

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ところが、私のホームの辻堂ではしばらく地形が良かったものの、2020年の12月24日のクリスマスイブの日に南西~西風が強まった後から地形が悪くなってしまいました。(涙)
ちょっぴり悲しくなってしまいましたが、また良い地形が戻って来る日を願って頑張っていきたいと思います!!

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