
こんにちは、ナッカルビです。
最近、仕事やプライベートの様々な場面で生成AIを使うことが増えてきました。
便利なんですけど、ふと「これ、頼りすぎると自分で考えなくなるんじゃ…」と不安になる瞬間、ありませんか?
実はその「モヤモヤ」、生成AIブームの中心地ともいえるアメリカの若い世代でも同じように感じているらしいんですよね。
半分が使ってる、でも気持ちは冷めてきた?
アメリカの調査会社ギャラップが2026年4月に発表したZ世代(14〜29歳)の調査によると、週に1回以上生成AIを使う人は51%。だいたい2人に1人という計算です。
2022年にChatGPTが公開されて以降、生成AIは便利に進化し続けています。ところが面白いのは、利用率は高い水準でほぼ横ばいなのに、「気持ち」の方はむしろ冷めてきているという点なんです。
AIに対する「ワクワク感」は1年で36%から22%へと大きく下がり、逆に「怒り」を感じる人は22%から31%へ増加。さらに80%もの人が「AIを使うことで将来の学習が難しくなるかも」と答えているそうです。便利さは認めつつ、どこか身構えている。そんな空気が数字に出ているんですよね。
参考:Gallup「Gen Z AI Adoption Steady, Skepticism Climbs」
卒業式のブーイングが映した”温度感”
この調査結果を裏付けるような出来事が、ニュースになっていました。
アメリカの有名大学の卒業式では著名人がスピーチするのが恒例ですが、登壇者がAIの話を始めると卒業生たちは様々な反応を示したそうです。
元グーグルCEOのエリック・シュミット氏がAIについて語るとブーイングが起きたほか、別の大学では登壇者が「AIは次の産業革命だ」と話した場面で、卒業生からヤジが飛んだそうです。一方で、Nvidia CEOのジェンスン・フアン氏のスピーチでは目立った反発はなかったとも報じられており、反応は一様ではありません。
参考:Axios「The new college graduation ritual: booing AI」

嫌いなんじゃなくて、置いていかれるのが怖い
Axiosの記事では最後に、こんな見方も紹介されていました。
「若者はAIが嫌いなわけじゃない。ただ”デジタルの世界で取り残される”のが怖いだけ」。
実際、宿題や情報収集、アイデア出しなどでAIを使う若者は増えていて、道具として頼りにされているのは間違いありません。便利だからこそ、自分の考える力が削られないか心配になる。この矛盾した気持ち、すごく人間らしいなと思ったりします。
まとめ
道具との付き合い方って、電卓やパソコン、インターネットが広まったときも同じような議論があったんだろうなと思うんですよね。
便利だからこそ、どこを任せてどこを自分でやるか。その線引きを自分で決めていくのが、これから求められる”AIとの距離感”なのかもしれません。
では、次回もよろしくお願いします。

