
こんにちは、ナッカルビです。
最近、調べ物から文章づくりまで、すっかりAIに頼りっぱなしなんですよね。
スマホに話しかけると何でも答えてくれる「チャッピー(ChatGPT)」、皆さんも一度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。
そんな身近になったAIに、もし「国の運命」を預けたらどうなるのか?
そんなちょっと怖い実験を、ロンドンの名門キングス・カレッジが本気でやってみた、という話を見つけてしまいました。
AI同士に「核危機」を任せてみた
実験に登場するのは3つのAI。チャッピーことChatGPTでおなじみの「GPT(ジーピーティー)」、グーグル製の「Gemini(ジェミニ)」、そしてChatGPTの最大のライバルとも言われる「Claude(クロード)」。いずれも人間と同じように文章で会話ができる、いま世界で広く使われているAIたちです。
今年(2026年)2月に発表されたこの研究(※まだ専門家のチェックを受ける前の論文ですが)、このAIたちに対立する2つの国のリーダー役を演じさせて、核危機のシミュレーションを21ゲームも実施したんだそうです。
参考:AI Arms and Influence(arXiv論文)
参考:Artificial intelligence under nuclear pressure(King’s College London)
結果は…ほぼすべてのゲームでAI同士が核の脅し合いに突入し、大半が戦術核の使用にまで到達。しかも「降伏」や「妥協」を選んだAIは1つもなかったとのこと。研究者自身も「身につまされる結果だ」とコメントしています。
AIにも「性格」があるらしい
個人的に面白かったのは、AIごとにハッキリした個性が出たところなんです。
Claudeはじっくり信頼を積み上げてから一気に攻める「計算高いタカ派」、Geminiはわざと予測不能に振る舞って相手を惑わせるタイプ。そしてGPTは、普段は慎重すぎて相手に押し込まれてばかりなのに、「期限までに決着をつけろ」という条件を付けられた途端に豹変。土壇場で核を使う脅しまで一気に踏み込むようになったそうです。
締め切りが迫ると人が変わるのは、人間だけじゃなかったんですね。締め切り前の自分を見ているようで、ちょっと笑えませんでした(笑)
まとめ
AIが軍事や重要な意思決定のサポートに使われ始めている今、普段は慎重なAIでも、緊急時にはアドバイスがガラッと変わりうるというのは、覚えておいて損はない話だと思います。
私たちが日常で使うぶんには、機嫌を損ねた妻にどう声をかけるか相談するくらいにしておくのが平和かもしれませんね。
では、次回もよろしくお願いします。


