岡野予報士のウラナミ『バリ島 レンボガン島ボートトリップ』

岡野予報士

岡野予報士
サーフィンを初めて、天気図などに興味を持ち、気象予報士資格を取得。その後、バリへ移住しサーフィンスクールで3年程就労しました。波伝説の予報士として、波情報はもちろんワクワクするような情報も提供させていただければと思っています。どうぞよろしくお願いします。

レサレーションのポイント

先月、友人に誘われたのもあり、バリ島へ1週間ほど行ってきました。
サーフィンがメインでの旅行で、クタビーチ、バランガン、グリーンボウル、スランガンなどのポイントにも入り、最終日にはボートをチャーターして、レンボガン島に行きました。

レンボガン島は、バリ島から南東に位置する小さな島です。バリはイスラム教ではなく、バリヒンドゥーとうい独自の宗教を信仰しており、かつてのレンボガン島は悪魔が住む島といわれていました。住む人もいなく、重罪者が送られてしまう島だったので、自然が手づかずに残っています。今では、観光名所の一つとなり、バリ島内でもきれいな海の一つとして数えられるほど、シュノーケルやダイビングのポイントでもあります。

アクセス方法は、バリ島東海岸のサヌールかタンジュンベノアから出発するのが一般的で、私たちはタンジュンベノアからでした。クタから約40~50分かかり、この港までは自力で行きました。

ボート乗り場に到着し、食料と水とビンタン(ビール)を近くのコンビニで買い込み、いよいよ出発です。たいがいは海上に滞在するため、食料や水は持参するのが無難です。
ボートは、「8人までね」と言われていましたが、今回、私たちは10人で参加しました。さすがはバリなのか、定員オーバーはさほど問題なかったです。
船着き場

ボートから見える沿岸の景色

ボートから見える沿岸の景色


それでは行ってきまーす。

レンボガン島までは、スピードボートで約40分ほどかかります。途中うねりがあるのも感じながら、シップレックというポイントに到着!このポイントはレンボガン島のメインのポイントで、ピークが2~3か所ありライトブレイク中心です。

気になるサイズはというと、15人ほど入水していて、腰~腹サイズでみんな物足りない顔でした。。
とりあえず来たからには入ることにしましたが、何人かはシュノーケルをしました。
この時の潮回りは、午前9時で中潮の1.6くらいのミドルタイドでこれから満ち込みでした。

波質は、基本的にタルめですが、ファーストブレイクは異常にパワーがありました。ただ、途中からサイズが胸?肩?頭?なのかなと思いつつ、何本か良い波も乗れたので、ボートに戻ろうとしましたがなかなか戻れず、カレントがきつくなっていました。

ボートでビンタンを飲みながら休憩していると、波が頭オーバーくらいにサイズUPしていて、流れもかなりありバレルも割れていました。潮回りはお昼12時頃で2.5の満潮でした。

(シップレック、入水前)

(シップレック、入水前)

(シップレック入水後)

(シップレック入水後)

すると隣のポイントのレサレーションが割れていたので、みんなで入ることに!
波質は頭前後のワイドダンパーが中心で、沖へのカレントが半端なくあり、あっけなく終了。。

その後、友人たちと宴会となってしまいましたが、午後14時30分になったので、バリ島へ戻ることになりました。みんなでトリップをすることも、なかなかできないので良い記念になりました。

記念撮影

最後に、レンボガン島へのボートチャーターの料金は、1隻いくらという形式で、だいたい3~4万円かかります。私たちはRp4000000(約32000円)くらいでした。
もし、何人かでバリ島へサーフトリップに行くのならば、景色も良いのでレンボガン島もおススメの1つです。ただ、海流があるため流れと、ボトムのリーフには気をつけて下さいね。それと水温がバリ島よりも低いのでタッパーやスプリングも持参したほうが無難です。

次回もバリ島のポイントなどの事を書きたいと思います。それではまた。

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