最近、バリ島のクタビーチでは、満潮になるとビーチまで海水が浸かってきているそうです。私が住んでいたころは一度もなかったのですが、『海面上昇で、いずれはクタビーチは水没してしまうよ!』、と言うことは聞いていました。
クタは、バリ島で一番の繁華街で、海沿いに有名な高級ホテルやレストランもあり、裏路地に入れば、小さな商店街や地元のワルン(小さいレストラン)がたくさんあります。
クタビーチは乾季(4月~11月)の時期のポイントの一つで、大きな湾になった地形をしています。バリはリーフブレイクがほとんどですが、クタビーチはビーチブレイクとなっており、比較的に初級者向けのサーフポイントとなっています。潮が動けば胸くらいのサイズは常にあり、何気にパワーもあります。


ビーチには、たくさんのパラソルやイスが並んでおり、サーフィン後にゆっくりできます。場所代などの料金は無料ですが、飲み物を1本くらいは頼まないとさすがに申し訳ないです。
その飲み物ですが、スーパーよりは少し高めで、ビンタンビールは、Rp25000(約200円)、コーラはRp10000(約80円)くらいで、値段表などはありません。
話は戻りますが、海面上昇は一般的に、温暖化が原因で北極や南極の氷が溶け、海面が上がってしまうと言われています。その際、初めに潮の満ち引きが大きい赤道付近の国々に影響がでてしまうそうです。
現在のクタビーチの海面上昇が一時的なものなのか、これから続いて行くのかはわかりませんが、やはり温暖化は世界各地に少しずつ影響が出てきていると感じてしまいました。自分自身では、何もできないかもしれませんが、私生活の範囲内では、環境に対してできる限り気を配っていきたいと考えさせられました。