岡野予報士のウラナミ『バリ島 バリアン』

岡野予報士

岡野予報士
サーフィンを初めて、天気図などに興味を持ち、気象予報士資格を取得。その後、バリへ移住しサーフィンスクールで3年程就労しました。波伝説の予報士として、波情報はもちろんワクワクするような情報も提供させていただければと思っています。どうぞよろしくお願いします。

表紙

前回のトリップの続きですが、今回はバリアンというポイントを紹介したいと思います。

バリアンは乾季のポイントで、クタビーチよりも1~2サイズ大きくブレイクします。
私が行った時は、クタビーチで腰くらいでしたが、バリアンは腹胸たまに肩サイズでした。
バリ島のなかでも、レフトブレイクで有名なポイントで知られています。

バリアン川の左右にピークがあり、メインは海を見て右側になります。サイズが頭オーバーくらいになると、ピークからかなりの距離のロングライドができます。(今回は肩サイズくらいで、ライトも割れていました。)

私たちは、左側のほうに行ったのですが、ここは乾季のポイントでは数少ないライトブレイクとなっています。朝早く出たのもあり、ワルンは1件しかなく、スタッフは誰もきていませんでした。サーフガイドはふつうに入りサーフィンの準備をし、私たちも準備をしました。

(ワルン)

(ワルン)

さて、波の方はというと、セットで肩くらいのライトメインでレフトブレイクも割れています。面は良くて、波質はピークは速めでメローなのですが、ボトムがリーフなので途中も張ってきます。人数はローカルが2~3人でほぼ貸し切りでした。
左➀

左②
左③左④

アクセスは、渋滞がなければクタから車で90分ほどかかり、ポイントの入り口がわかりづらいので、サーフガイドと一緒に行くのが無難となります。

実は、バリアンは河口ということもあり、1年程前にシャークアタックがありました。そのためか、選ぶのを避ける人が多いようですが、興味がある方は、注意を忘れずに足を運んでみて下さいね。
※サメは、視力が弱いものの嗅覚が発達しているため、雨のあとで水が濁っているときや朝・夕の薄暗いとき、さらにはケガをして血が流れているとき(女性特有の日も)もサーフィンするのは避けるべきでしょう。
なお、シャーク除けバンドは効果はあるものの絶対に安全というわけではないようなので過信は禁物です。

それでは、また。

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