日常とサーフィンでのCO2排出とカーボン・オフセット|MINのウラナミVol.371

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MIN/社畜暦23年/サーフ事業局所属/小笠原父島出身(実は湘南茅ヶ崎うまれ)/波乗り歴は30年以上/サーフィンと海以外の趣味は、仮想通貨、ガジェット、アクアリウムで、社内ではいわゆるオタ寄りな存在(?)
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世界のBESTサーフスポット-(3)

こんにちは、MINです。最近、私自身のカーボン・オフセットについて関心が高まってきているのですが、皆さんはCO2の削減のために何かされていますか?

私たちが毎日何気なく行う呼吸は、生命を維持するために不可欠なプロセスですが、この生きるための行為によっても、どうしてもCO2は排出されてしまいます。

平穏な日常の中で、私たちは一日約0.3kgのCO2を排出しているといわれていますが、それはまさに生きるという基本的な活動によるもので、日々の活動と、そこに我々が趣味やスポーツとして行うサーフィンが、さらなるCO2排出を引き起こしているという事実に、皆さんはどれだけ気づいているでしょうか?

 
 

自分自身から排出されるCO2の量

ChatGPTに私の日常生活を分析してもらったところ、身長、体重、年齢、そしてほぼ毎日行っている運動(ウォーキング)を加味すると、私はおよそ2700kcal/日を消費しているそうです。これをCO2排出量に換算すると、1日におよそ0.58kg、年間では約212kgのCO2を排出していることになります。

そして、サーフィンです。やや激しくサーフィンをすると、1時間で500kcalが消費されると言われており、これが約0.1kgのCO2排出につながります。サーフィンを楽しむ時間が長ければ長いほど、排出量も増えるのは言うまでもありません。週に2回、2時間のサーフィンをしている人なら、サーフィン中に年間約21kg、毎日2時間なら73kgのCO2を排出していることになります。

毎日の活動というところでは、私の場合、バイクでの通勤も日々のCO2排出に一役買っています。愛車は100ccのバイクで、職場までの往復は4km。その結果、1日に0.232kg、年間で約55kgのCO2を排出しています。(サーフィンを毎日2時間やるより少ないことは驚き!)

また、毎日の調理でも火を使っています。一般家庭でのガスコンロの使用量は、調理の種類や時間、コンロの性能によって大きく異なりますが、一般的な推定値として一日に0.4kgのプロパンガスを消費すると言われており、その仮定に基づくと、1日のCO2排出量は0.62kg、年間で226.3 kgとなります。さらに、シャワーを毎日浴びると68kg/年、お風呂を毎日沸かして入ると113kg/年と、次々に積み重なっていきます。

 
 

私のカーボン・オフセット

上に挙げているのはほんの一部ではありますが、上に挙げた呼吸、通勤、調理、毎日のシャワーとお風呂に入るという些細なことだけで674kgも排出しており、日常生活では知らず知らずのうちにCO2は排出されているわけです。

そこで、せめて、自分の体内から排出されるCO2と、日常のちょっとした活動によって排出されるCO2くらいはオフセットしたいというのが、私の小さな願いでした。

それを叶えるために、2年近く前から私は、歩く量に比例してカーボンオフセットができるとあるサービスを利用しています。これまでの実績をもとに年間のオフセット量を計算すると、年間310kgの炭素、つまりCO2で換算すると310kg x 3.67 ≒ 1138kgのCO2をオフセットしてきました。

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日本人の一人当たりの年間CO2排出量が約8.1トンという現実の中で、私の取り組みは総排出量のたった約14%に過ぎません。完全なオフセットにはまだまだ努力が必要ですが、私の呼吸と、日常生活のちょっとした活動で排出されるCO2を数値で可視化してみたことで、ある程度オフセットできていることに満足感を覚え、何となく楽しくなりました。

 
 

数値化でモチベーションにつなげよう!

このように、日々のCO2排出量と、削減・オフセット量を数値化すると、自分が行っているCO2削減活動がどの程度効果があるのかがわかるようになり、次の目標を立てやすくなったり、活動を継続するモチベーションの維持にもつながります。

もし何か、カーボン・オフセットあるいは削減、マイナスカーボンなどをされているようでしたら、その量が自分の生活のどの活動の分をオフセットできているのか、数値にして確認してみてください。きっと、楽しくCO2削減活動に取り組めることと思います。

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