こんにちは、この10日間ほど社内のテレワーク体制の構築に右往左往していたMINです。
晴天と暖かい陽気に恵まれ春爛漫となったきょう(3月11日水曜日)、平日なのに週末かと思わせるほどのサーファーの混雑と一般の行楽客でにぎわう海辺の景色が、コロナショックによる自粛ムードが広がる中に、ひと時の安らぎを与えてくれた様な気がします。

3月11日の鵠沼の様子
そんな、現在のコロナショックの中で先日、Twitterで面白い投稿があり、3日間で2万回以上もRTされていました。
それがこちらです。
【本郷の旅館で文豪缶詰体験】
外出も不安な今日この頃ですが、このままでは経済も大打撃…。旅館も多くの団体がキャンセルとなり、深刻な状況です。
「待てよ、団体が感染リスクがあるなら、ほとんど人に会わない #文豪缶詰プラン なら良いのでは…?」
というわけで、第二弾を考えてみました! pic.twitter.com/sWUf98wke9— YASOSUKE (@yasosuke80) March 8, 2020
この投稿についてテレビでも報道されていたのですが、この『文豪缶詰プラン』とは、YASOSUKEというイベント企画会社が企画した文京区本郷の旅館『鳳明館』の宿泊プランなのですが、宿泊期間中、文豪になりきって部屋にこもりっきりになれるという珍サービスで、食事も出ず、布団を敷くサービスもなく、とにかくこもりっきりになれるというのです。
しかも、「先生!寝てるんですか?進んでます?今日の12時にとりにお伺いしますからね!」と進捗確認をしてくれる無料のオプションサービスや、作業が終わるまで外に出ないように監視してくれる編集担当者をつける有料オプションもあるそうです。
なんだか、聞いただけで楽しそうでワクワクしませんか?
確かに、人との接点がほとんど無く、安心して宿泊を楽しめるという点は、このご時世にマッチしている宿泊サービスなのかもしれません。
興味深いのでもう少し調べてみました。
このサービスのメリット
- ずっと籠もって作業ができる
- 滞在中、部屋にスタッフは誰も出入りしない
- 大浴場でリフレッシュできる
- 他のお客様に迷惑にならなければ共用部分の撮影が可能
このサービスのデメリット
- エレベーターなしの4階の可能性がある
- お部屋にお風呂・トイレがない
- 基本、宿からは出られない
こんな珍サービスについてTwitterでは、「スーツで銀縁眼鏡のニコリともしない編集者に背中から、プレッシャーを掛けられながら締め切りに追われたい」「泣きながら完成させたら『よく頑張りましたね』とボサボサ頭をナデナデとかされたい」などと話題になっています。
僕も、もしも『文豪缶詰プラン』を利用するときには、この編集担当者オプションをつけて、ウラナミを書くのを励ましていただきたいと思いますwww
このサービス、実は2019年のゴールデンウィークのときに試験的に実施されたそうですが、すぐに完売し、その第二弾の募集が3月14日に始まったものの当日中に完売となったようです。
ちなみにこの旅館、どこか聞いたことあるし見たことあるなと思いましたら、某・超人気アニメの中で主人公らが宿泊したとされる旅館でした。聖地巡礼で訪れる方も多いようで、宿泊やデイユースでご利用の場合は客室内でコスプレ撮影などもできるそうです。